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本を◯冊読むと…


本を10冊読むと…

読書が習慣になってきたことを実感する。読み終えた本を眺めて達成感を感じるようになる。


本を30冊読むと…

読書を始める前より自分が少し賢くなったように思える。世の中が少しだけクリアに見えてくる。


本を50冊読むと…

人の話を聞く時の解像度が上がる。人の言葉の裏に隠れた意図などを読み取れるようになる。


本を80冊読むと…

だんだん人の話が「どこかで聞いたような話」に聞こえてくる。ネット記事や本が「どこかで聞いたような話」の焼き増しに見えてくる。


本を100冊読むと…

「その話なら知ってるよ」と、人の話を聞かなくなってくる。大抵のことはわかっているような気になって、何も知らない人を見下すような態度を取ることもある。


本を150冊読むと…

自分の知識に悪い自信がついてくる。知識をひけらかすなど、他人に自分の知識や考えを披露して優越感に浸るようになる。


本を200冊読むと…

急に自分の知識や考え方に不安を覚え始める。「こんなに本を読んでいるのに自分にはまだわからないことがあるのか」とそれまでの優越感が恥ずかしくなり自信を無くす。


本を250冊読むと…

ある瞬間、悟りをひらく。「森羅万象に対して1人の人間が知れることなどたかが知れている」「1人の人間が万能になることなど不可能だ」と、考える。


本を300冊読むと…

「全てを知ることは不可能で、自分の手の届くところをきちんと理解すれば十分だ」と、自分が1人の人間としてちっぽけであることを肯定的に受け入れられる。知識よりも考え方が重要であると理解し、「どこかで聞いたような話」も人によって捉え方が違うのだと気づく。人の話や他の本をより深く理解しようと積極的に受け入れる気持ちが芽生える。


※個人の経験に基づく内容です。

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