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〜今月のウイスキー(2022年2月)〜 カバラン ディスティラリー セレクト No.1

読書以外の僕の趣味の記事です。日曜更新。
毎月オススメの○○をご紹介していきます。

第1日曜 映画
第3日曜 ウイスキー


ウイスキーといえば、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本が世界的なウイスキー生産地として知られており、世界の5大ウイスキーなんて言われている。
しかし、最近やたらと目にする機会があったこのカバランシリーズは、なんと台湾発のウイスキーである。

カバランウイスキーの蒸留所は2005年に設立し、2006年から蒸留を開始。2008年にカバラン・クラシック・シングルモルトが誕生して以来、2015~2016年の2年連続ワールドウイスキーアワード(WWA)でワールドベストウイスキーに選出されるなど、これまで240を超えるメダルを受賞しているという。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで一気に世界的に高い人気を誇ることとなったニューウェーブとも言うべきウイスキーだ。

カバランシリーズはウイスキーの中でも比較的高価なウイスキーであり、今回購入したこの「ディスティラリー セレクト No.1」はカバランの中でも1番価格の低いものだが、それでも4000〜5000円はする。
しかし、この1番安価なものでもかなりの満足感が味わえる。

ディスティラリー セレクトは、カバランのチーフブレンダーにより誕生したシリーズで、これまでのカバランの技術を集結させ、いくつかの原酒をバッティングすることで仕上げたもの。
ディスティラリーセレクトには、No.1とNo.2という種類がある。No.1はバーボン樽やシェリー樽など様々な樽でフィニッシュしたのに対して、No.2はバーボン樽のみでフィニッシュ。
とあるバーで両方飲ませていただいたところ、個人的にはNo.1の方が好きだった。

No.2も美味しいのだが、様々な樽でフィニッシュした結果なのか、華やかで特徴的だと感じたのはNo.1の方だった
ウイスキーらしい香りの奥に、草のような花のような他のウイスキーにはあまりない独特の香りが印象的だった。「これは美味い!」というよりかは、これまで飲んでいたスコッチやバーボンやジャパニーズには無い、新しいウイスキーの味を感じたのだ。

こうなると、他のカバランシリーズも気になって仕方がない。しばらくはこのカバランに魅力される夜が続くだろう。

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