〜今月のウイスキー(2022年11月)〜 クレメンタイン　8年

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今回は希少バーボンのひとつをご紹介。

ゴールドラッシュ時代に存在した伝説的美女の名前を冠したこのバーボンは、禁酒法以前に販売中止された後、1997年ごろに復活。その後また終売になり2015年ごろに再度復活(年代はやや曖昧です。調べた限り書く人によってズレがあるようです)
現在は終売となっているものの、終売と復活を繰り返していることから、バーボンファンからまたいつか復活するのではないかと期待されている一品だ。

運の良いことに、僕は前回の復活の際にこのクレメンタインに出会ったが、非常に記憶に残っている。
甘く優しい味わいなのに、50.5%という高アルコール。美女に出会った時に似た高揚感にじっくりと酔いしれた一杯だった。

時折思い出して、このクレメンタインが復活していないか調べるのだが、今のところその気配は無さそうだ。
手に入れる事は可能ではあるものの、かなり値段が高騰している(通常販売している頃なら5000円以下で手に入っていた記憶があるが、現在在庫のあるところを調べると10,000〜30,000円の値段がつけられている事もザラでは無い)。

会えるかわからないが、またいつか会えるだろうと待ち焦がれてしまう、美女の名を冠する魅力的なバーボンである。