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〜ひとくち映画レビュー〜 ガンズ・アキンボ

ダニエル・ラドクリフ主演のアクション・コメディ。

殺し合いを中継配信するヤバい組織に、クソリプを飛ばしちょっかいを出した1人のさえない男が、両手に拳銃をボルトで固定されて無理やり殺し合いゲームに参加させられる、というお話。

著しく倫理観や道徳観が欠落した映画なので、楽しめるかどうかは人を選ぶ。僕は好みの映画だ(笑)

両手に拳銃をつけられる、という設定が出オチだけじゃなく物語全般でうまく活かされているのが良い。
ズボンがうまく履けなかったり、トイレが出来なかったり、食べ物すら食べられない。
両手に拳銃持ってるもんだから、街に出れば警察に追われる始末。
撃つごとに残り弾数がひょうじされてるのも、ゲーム的で面白い。

映像も現代的というか、スタイリッシュで終始飽きさせない画づくりは素晴らしい。久しぶりに時間を忘れて楽しんだ映画だ。


もう一つ収穫だったのは、対戦相手役であるサマラ・ウィーヴィングという女優をこの映画で認識出来た事だ。
パンクロック風のファッションで躊躇いなく人を殺しまくるヤバい女なのに、笑うとすごく可愛く見える。映画を観終わってから素顔を検索してみたが、かなり綺麗な人だ。
ハーレイ・クインもそうだが、無邪気に人を殺しまくる女ヒールはすごく魅力的である(当然、友達にはなりたくないが(笑))。
サマラ・ウィーヴィングはこの映画とキャラクターに非常にマッチしていて、彼女がこの映画の面白さを増したのは間違いない。

満足度は高い不条理不適切コメディ映画。
好きそうな方はぜひ(笑)

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