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ひとくち映画レビュー

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エッセイとして書いてた映画レビューの記事数が増えてきたので、単体のマガジンとしてまとめました。
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2022年9月の記事一覧

〜ひとくち映画レビュー〜 ハウス・ジャック・ビルト

〜ひとくち映画レビュー〜 ハウス・ジャック・ビルト

一言でいうと、シリアルキラーの人生を辿る物語。劇中は、悪趣味な殺人シーンが連続で出てくる。

かなり過激で悪趣味で残酷なのだが(殺す相手は女子供関係なく容赦ない)、なぜかシュールで笑ってしまう。

グロい、グロいし倫理観はゼロなんだけど、なぜか目を背けられない。

人によっては「なんで、こんな映画好んで観るの?」と思うだろうけど、魅力的なんだから仕方ない。

ラース・フォン・トリアー監督は、鬱映画

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〜ひとくち映画レビュー〜 radius ラディウス

〜ひとくち映画レビュー〜 radius ラディウス

半径15m以内に近づいた人間をみんな即死させてしまう現象の謎に迫る2人の男女。

シチュエーションとしては、非常に惹かれるんだけど、これに加えて「主人公の2人が記憶を失ってる」という設定もある。

個人的には、「記憶を失う」っていう設定って最終的に「なんでもアリ」みたいな展開になるので個人的には好きではなく、この映画も想定内の結末を迎えた。

せっかく面白い設定なのに、なんかもったいないなぁーと思

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〜ひとくち映画レビュー〜 ブレット・トレイン

〜ひとくち映画レビュー〜 ブレット・トレイン

いやあ、面白かった。
ホントに満足できる映画って「面白い」以外の言葉が見つからないものである。

殺し屋ばかりが乗ってくる新幹線の中で繰り広げられる殺し屋同士の戦い。
アクションありコメディあり、数々の伏線をふざけた感じで回収していく小気味良い脚本も素晴らしい。久しぶりに大満足出来る映画を観た。
個人的には、高校生の頃にタランティーノ映画を始めて観た時(「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション

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