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エッセイ

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読書記録ではない随筆
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#仕事

大人の"読む力"

大人の"読む力"

読む力、とはすなわち「そこに書かれていることを正確に読みとる力」と、考える人が多いだろう。

では、「正確に読みとる力」とは何か。
もちろん、意味を知り、文章の前後の関係を交えながらその文章の意図するところを理解する、というのもひとつだ。しかし、大人の"読み"にはそれに加えて「書いた人が何を伝えたいのか、何を考えて書いているのか、を読みとる力」も必要である。

仕事で触れる文章というのは、プロが書

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(五月病にならないために)GWにオススメする3冊

(五月病にならないために)GWにオススメする3冊

GWが始まった。
長期で旅行に行く予定がある人や、何の予定もなくどうしようかな決めかねている人もいるだろう。
しかし、どんな人でも毎年怖いのがGWの後にくる五月病だ。楽しい休みを過ごした人も、ダラダラ過ごしていた人も、連休明けというのはなんとなく仕事がかったるくなるものだ。ひどいケースでは、このGWをきっかけに鬱になる人もいるそうだ。

休みの日まで仕事モードになる必要はないが、連休明けから快調に

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平凡な僕の「仕事論」

平凡な僕の「仕事論」

「好きなことを仕事にする」というのが、僕の中ではあんまり理解が出来ないのだ。

僕は「仕事」が嫌いである。
今の仕事が嫌い、という事ではなく、「仕事」というもの自体が嫌いなのである。

そして、「好きなこと」を「仕事」にした結果、「好きなこと」が「嫌いなこと」になるのが嫌なのだ。

僕の中で「好きなこと」が「好きなこと」であるために、明確な条件がひとつある。それは「わがままでいれること」である。「

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平凡な僕の「効率論」

平凡な僕の「効率論」

「コスパ」や「タイパ」など、「効率」をよくする事を良しとする風潮が巷では広がっている。
効率よく仕事を進めて、2時間かかる仕事を1時間で終わらせればそれは良いだろう。
同じ2時間の中でこれまでの2倍の仕事をこなす事ができればそれも良いことだろう。

しかし、僕は「効率」というものに違和感を感じている。

僕は思う。
「効率」を良くするための手法や方法はいろんなところで語られるのに、「効率」を良くし

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