2020年読書日記27
『未来年表』by河合雅司
リモートワークで在宅勤務になって早くも3ヶ月。通勤しないものだからホントに読書量が減ってしまいました。以前も書きましたが、致命的くらいに読んでいません。ヤバイです。本書も読み終わるまでに1ヶ月くらい要したのではないでしょうか。そんなことはいいとして。
本書は少子高齢化にどっぷり浸かっている日本に警鐘を鳴らしたものです。誰もが未来は明るくないと思っていると思うので警鐘を鳴らす必要ないかもしれないと思っていたのですが、読んでわかったのは危機のスピードの速さとインパクトある内容。それを「年表」とあるとおり、経年で解説しているのですが、例えば今年2020年は「女性の2人1人は50歳以上」という予測についてです。なお、本書は2017年6月発行です。ちなみにその年の12月にはなんと22刷で36万部というから驚異的な売れ行きだったんですね。でも、売れる理由わかりますよ。未来の分析がすばらしいですから。けど、その時買わずに3年経ってから買うオレってアホか。
まーとにかく少子高齢化ってこんなによろしくない状態を招くのね、痛いほどに理解させてくれます。すでにオッサンとわたしたちはもはやどうでもいいとして、娘息子たち、さらにはまだ見ぬ孫たちに負の財産は残したくないわな。