【超訳】時間術大全。あなたは、自分の時間をどれだけ作れているか?
今回は、『時間術大全(MAKE TIME)』の超訳記事を書きます。
私は、時間に関するビジネス書をみると、正直うさんくさい印象を持ちます。
だって、一日が24時間であることは神様にしか変えようがないから、時間を作るとか、生み出すといったノウハウが信じられないのです。
(僕は神様がいないと思っているから、実質24時間は変えられないと思っている)
それでも、あなたが今以上に自分の時間を作り出すことはできると言っておきます。
数ある時間本の中でも、信頼性が高く手軽に始められるノウハウが詰まったのが今回ご紹介する本です。
本書は、「87の時間ワザ」というサブタイトルがあるように、様々なテクニックが盛り込まれています。
それを全て紹介するわけにはいきませんので、これから自分の時間を作りたいと思っているあなたに向けて、本書を通じて大事な3つのことを解説します。
あなたが、自分の時間を作り出すための術として、要するに大事なのはこれからお話する3つのことです。
☆読むべき人☆
・時間がない!やりたいことができない!と悩んでいる人。
・毎日焦っているような生活なのに、何も実らない人。
・本書を読んだけど、活かしきれてない人。
【前提】時間術大全(MAKE TIME)のしくみ。
本題に入る前に、前提として、本書のコンセプトをご紹介しておきます。
それは、4つのステップを毎日繰り返すだけです。
メイクタイムのしくみ
ステップ1で、その日に優先する「ハイライト」を1つ決める。
ステップ2で、特別な戦術を使ってハイライトに「レーザー光線のように集中」し続ける。(中略)
ステップ3で、時間と注意力を1日中コントロールするために「エネルギー」を蓄える。
ステップ4で、1日を振り返って簡単な「メモ」をとる。
(出典:時間術大全(MAKE TIME))
この4つのサイクルを回し続けることによって、確実に「自分の時間」が作れるようになるのですが、
本書を読んでもあまり変わらなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった方は、時間管理の方法として、間違った認識をしている可能性があります。
本当に効果的な時間管理のために、概念として理解しておいた方が良い3つのことを解説します。
【注意力】要するに大事なのは、生産性。
本書の中で一番目立ったアイデアは、『ハイライト』です。
『ハイライト』という単語の意味自体は、スポーツで「一番試合に影響した場面」として使われることがあります。
「本日のハイライトは!」と耳にしたことはあるでしょう。
これと同じことを、自分の一日で使うのです。
「今日取り組むべき課題は?」
「この一日を使って達成したい目標は?」
「今一番影響力の大きいタスクは?」
といったように、その日のハイライトをまず決めます。
あとは、それに集中するだけです。
......本当にそれだけです。(笑)
時間を増やす、生み出すといった概念は捨てましょう。
「もう少し時間ができれば、、」
「もうちょっと時間に余裕があれば、、」
「いつか時間が生まれたら、、」
そんなことでは、いつまでたってもやりたいことはできません。
そもそも、なぜ時間を増やしたいのでしょうか?
→やりたいことをする時間が欲しいから。
→自由にできる時間が欲しいから。
だと思います。
だったら、そのやりたいことを最優先にもってきましょう。って話です。
「でも、やりたいことがいっぱいあって、それで時間が足りないんだよ」
という方がいらっしゃるかもしれません。
「じゃあ、そのやりたいことを最後に達成したのは、いつだ?」
が明確な答えにつながると思います。
毎日忙しく時間を過ごしていても、何も達成されていないのであれば、本末転倒です。
一日単位で目標を掲げることによって、生産性が向上し、達成した後、次の目標へと移ることができるのです。
本当に、焦点を1つに絞ることが効率的なのかを知りたい方には、『SINGLE TASK 一点集中術』という本がおすすめです。
では、目標を立てた後、実際にどう行動すればいいのか?をこれから解説します。
☆1つ目の知識☆
・1日24時間を増やすことはできない。何に集中する(注意を払う)のかを決めて生産性を向上させるほかない。やりたいこと(目標)を最優先にするのだ。「いつか」ではなく「今日」だ。
【意志力】要するに大事なのは、エネルギー管理。
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【人生を変える3つの知】
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