海からの贈りもの 2022.6.14
西伊豆・堂ヶ島の海で、妻と息子が陶器の破片をいくつも拾っていた。
「これ、模様もカタチもいいから、箸置きに使うといいね」
と盛り上がっていた。なるほど、そういう使い方か、いいね!
波に揉まれて、角が取れたガラス片は「シーグラス」と言われているが、拾ったのは「シー陶器」と巷で呼ばれている。江戸時代や昭和初期、中には縄文時代のものまであるらしい。日本海側では、中国から名品のかけらも漂着する。
海が長い年月をかけて生み出した作品。なんだかロマンを感じちゃったなー。
本当に箸置きとして使っていたら、母は「いいわね、どこで買ってきたの?」と。
海からのギフト、と答えておいた。
ニンマリ。
★MONOCO公式ページに連載、ぼくがほぼ毎週更新しているコラム『感性はミカンセイ』より。
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