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番外編

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ビジコン体験談など卓球レディース制作秘話の番外編をお届けします!
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一夜限りのイベント「卓球ONE NIGHT」は多くの人に支えられて

卓球台が準備できたのはイベント開催の10日前 「卓球レディースは何人で運営しているのですか?」という質問をよく受けます。「私ひとりです」と答えると、「全部ひとりでやってるんですか?」と驚く方もいらっしゃいます。何でもひとりでやってると思われたのかな? それならごめんなさい<m(__)m> 私は千手観音でもなければ、ムカデでもありません。ロゴやサイトのデザインはデザイナーさんなど、自分の手に負えないところはプロに外注しております。 そして、それ以外の自分でなんとかできると

LED関西の舞台の中心で「チョレイ」と叫ぶ!(前編)

ビジネスコンテスト・LED関西のセミファイナリストに選ばれた起業停滞家・西村。一カ月後に開催される二次審査に向けてブラッシュアップ会に参加するのだが……。 映えない卓球人がセミファイナル進出2022年秋、女性起業家の登竜門と言われるビジネスコンテスト「LED関西」に応募しました。木の葉が色づき始めると、起業塾の女性たちが色めき立って、事業に対する思いのたけを綴ったLOVE LETTER(エントリーシート)をLEDの事務局に送る。その一大イベントに便乗したのです。 そして、

番外前編 ビジネスコンテストにお門違いの卓球レディースが登壇

ここまで卓球レディースのnoteをお読みくださった方なら西村の人物像は容易に頭に浮かぶでしょう。   “引っ込み思案の中年女性”   YES.それに間違いありません。自分の意見を言わないことが美学とされる京都で生まれ育ち。自分の意見を言わないと生き残れない大阪で暮らす。   ゆえに日常生活もままならない主張力弱者。そんな私が昨年の夏からビジネスコンテストに登壇するようになりました。きっかけは……。   お金です。   事業を始めるにはお金がかかる。資金作りのため、賞金を稼ぐた

番外編(中) ビジネスコンテストにお門違いの卓球レディースが登壇

審査員のきまぐれでビジネスコンテストのファイナリストに選ばれた卓球レディース。前編に続く中編です。 ビジコンのリハーサルから大迷惑な卓球レディー「試合慣れ」「舞台慣れ」ってなんなんでしょうね。   私は幼い頃、詩吟を習っていました。張本兄弟が元卓球選手のご両親から卓球を教わったように、私も詩吟の指導者である両親から吟を教わっていたのです。 毎年春に開催される全国予選。そのたった一日のワンチャンを緊張することなくベストを尽くせるようにと、私は12カ月の毎週末、舞台に立たされて

番外編(後) ビジネスコンテストにお門違いの卓球レディースが登壇

 審査員のきまぐれでビジネスコンテストのファイナリストに選ばれた卓球レディース。緊張でミス連発のリハーサルを乗り越え、いざ本番の舞台へ! ビジネスコンテスト最終発表会の本番が近づき、私は発表者が座る席へ移動しました。   いや~、緊張しますね!  寒波が来てるのに発汗が止まりませんよ。 本番に向けて、私にはひとつ懸念がありました。発表時間は5分なのですが、どうがんばっても5分でおさまらない。プラス1分かかるんですよ、かと言って、早口でしゃべるのも聞きづらいだろうし……。