私と野球(2)背番号”7”キャプテンの背中
・泥臭く、諦めない姿
当時の横浜ベイスターズは揺れに揺れていた。10年間で8回ものシーズン最下位や親会社TBSの撤退、本拠地の移転問題、更には選手たちのモチベーション問題、主砲村田修一の巨人FA移籍などよくないことばかりであった。私も最初は良いイメージを持たなかった。強い阪神や巨人をずっと見てきたというのもあるかもしれないが、何より知っている選手がいなかったというのが大きいと思う。
だが、背番号”7”は違って見えた。新生”横浜DeNAベイスターズ”の初代キャプテンとして、