「ファスト&スロー (上) あなたの意思はどのように決まるか?」ざっくり感想メモ
大学の心理学の授業でおすすめにあった本を読んでみた。
本書は、素早く直感的に判断を下すが単純化してしまう「システム1」と統計的な考えのもと判断を下すが怠け者な「システム2」の2つが人間の意思決定を下しているという説明から始まる。
ハロー効果や確証バイアス、プライミング効果といったさまざな心理的効果がこの2つのシステムにより引き起こされていることとを構造的に解説してくれる。
本書で解説されている心理的な効果は上巻だけでも、日常的なことや学校の成績、メディアによる報道の影響など、多くのことが書かれており、どれも興味深いものであった。