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イギリス組曲(J.S.バッハ)

いらっしゃいませ。

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


さて、"本日のオススメ"は、J.S.バッハ作曲の『イギリス組曲』です。(数字は14-99。名曲解説全集第14巻P99)


前回のご登場は、11/8のクリスマス・オラトリオ第5部の回でした。


J.S.バッハ先生。これまでのオススメを振り返ると…

ヘンデル先生と同じ年の生まれ、マラン・マレーが生まれて29年後に生まれ、C.P.E.バッハ先生は29歳頃に誕生したご子息、モーツァルト先生はJ.S.バッハ先生の没後6年でご誕生、そんな時代の方でした。

オルガニスト→宮廷音楽家→宮廷楽長→カントル、と見事に昇進をしていき、後世的にはとうとう「音楽の父」まで昇りつめた大音楽家、ですね。

喧嘩っ早かった、なかなかやんちゃな方だったようで、意外と親近感持てます。


さて本日のオススメは、『イギリス組曲』。

この曲は、クラヴィーア(当時のドイツで「鍵盤楽器」を表す総称で用いられていたみたいです)のために書かれた器楽曲で、6曲残しました。そのためか録音は、チェンバロで演奏されたものもあればピアノで演奏されたものもあるみたいです。


組曲なので、この1曲の中にいくつかの楽章的なもので構成されています。

前奏曲

第1曲:アルマンド

第2曲:クーラント、ドゥーブル

第3曲:サラバンド

第4曲:ブレー

第5曲:ジーグ

※実際の演奏は、この淳通りに演奏されるわけではないようで、演奏者によって順番や組み合わせが変わるらしいです。


なお、この第3曲のサラバンドの旋律は、クリスマス・オラトリオの子守歌にも使用されたとの事。

んー。偶然選ばれた"本日の曲"が、つながりましたね。


曲そのものの成立にはいろいろ議論はあるようですが、ここでは緩やかに聞く事にしましょう。


とても明るく、心地よい感じの曲ですね。

目を閉じて、身を委ねて聞きたい曲です。



本日の音源は、Netherlands Bach Societyさんのチャンネルを視聴しながら書き進めてきました。


本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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