コレッリのヴァイオリン・ソナタ「フォリア」による合奏協奏曲ニ短調(ジェミニアーニ)
いらっしゃいませ。
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さて、"本日のオススメ"は、ジェミニアーニ作曲の『コレッリのヴァイオリン・ソナタ「フォリア」による合奏協奏曲ニ短調』です。(数字は8-368。名曲解説全集第8巻P367)
フランチェスコ・ジェミニアーニ先生。1687年-1762年(74歳)の、イタリアの作曲家ですね。
なるほど、1685年トリオ(大バッハ先生、ヘンデル先生、スカルラッティ先生)の、2年後に生まれたんですね。
先生、お初にお目にかかります。
ミラノでロナティ先生に、ローマでコレッリ先生に、ナポリでスカルラッティ先生に師事。23歳ころまでは、生地でオーケストラのヴァイオリン奏者として活躍。
24歳ころにはナポリの宮廷楽団のコンサートマスターに就任。ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして活躍した方だったんですね。
27歳ころには、ヴィルトゥオーゾとしての評判から、当時イタリアの文化に魅了されていたイギリスへ招かれ、「コレッリの弟子」として、成功を収めますが、翌年にはヘンデル先生を伴奏者として要求するほどまでの大成功です。
29歳ころには、作品番号1がついている『ヴァイオリンのためのソナタ』を作曲。
演奏会は満員になり、作品を出版すれば売れ、教師としても人気を博し、教則本や理論書は、後世に大きな影響を与える内容に。
先生、スゴい方じゃないですか!!!
そんな先生が恩師のテーマを用いて作った曲が、『コレッリのヴァイオリン・ソナタ「フォリア」による合奏協奏曲ニ短調』。
もとになっているのが、コレッリ先生の『ヴァイオリン・ソナタ Op.5』の12曲目の「フォリア」。コレッリ先生のOp.5の中で最も有名なのが「フォリア」との事。
ジェミニアーニ先生のこの曲は、構成的には、主題「フォリア」と23の変奏というのがわかりやすいようです。
曲全体は13分程度の曲ですが、24曲を13分ってことは、1つ1つがかなり短いんですよね。
実際聞くと、あっという間に終わってしまった感じです。
ちゃんと違いが分かるようになるためには、もう少し勉強が必要のようです。。
本日の音源は、toshio kohnoさんのチャンネルを視聴しながら書き進めてきました。ありがとうございます。
本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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