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ハンガリー田園幻想曲(ドップラー)

いらっしゃいませ。

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


さて、"本日のオススメ"は、ドップラー作曲の『ハンガリー田園幻想曲』です。(数字は15-452。名曲解説全集第15巻P451)


フランツ・ドップラー先生。1821年-1883年(61歳)の、オーストリアの作曲家ですね。

スッペ先生、オッフェンバック先生が2年前に生まれ、翌年にフランク先生が生まれ、ベートーヴェン先生はまだ存命中、そんな時期です。


オーボエ奏者だった父からフルートを学びました。ほぅ。

指の考え方は同じなんでしょうかね。

18歳でブダペスト歌劇場の首席フルート奏者に、その後はウィーン宮廷歌劇場の首席奏者を務め、その後首席指揮者になり、43歳からはウィーン音楽院のフルート科の教授に就任するなど、相当の才能の持ち主です。

弟さんとともに、フルートのヴィルトゥオーゾとして活躍をしていました。


作曲家としては、オペラやバレエ音楽を多く書いたようですが、もちろんフルートの曲も書いており、現在も演奏されている曲としては、本日の曲『ハンガリー田園幻想曲』が最も代表的な曲になっています。


フルートと管弦楽のために書かれた曲ですが、最近ではピアノとのデュオ版の方が演奏機会が多いようで、YouTubeを見ていても、ほぼピアノ伴奏版でしたね。


そんな中、本日の音源は、Simon Schnellerさんのチャンネルを視聴しながら書き進めてきました。ありがとうございます。

FL:ゴールウェイ、ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団の演奏です。

さすがのゴールウェイ先生。素晴らしい。


東洋風とは聞いていましたが、特に第1部は、本当にフルート??と思う感じで、邦楽かなって。フルートじゃなくって、邦楽で使われる笛かなって。

ドップラー先生じゃなくって、武満先生だったっけ?って。実際武満先生はこんな感じではないですが、なんか、イメージ的に。言い過ぎかもしれませんが。


早々から、一気に別世界へといざなわれます。


第2部・3部は、純粋にイメージ通りのフルートを堪能する感じです。

協奏曲、ですね。フリースタイルの。


作曲者のヴィルトゥオーゾぶりが、よくわかります。

良い曲です。



本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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