弦楽四重奏曲(第1番)(ペンデレツキ)
ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。
さて、"本日のオススメ"は、ペンデレツキ作曲の『弦楽四重奏曲(第1番)』です。(数字は13-466・名曲解説全集第13巻-P463)
クシシュトフ・ペンデレツキ先生。1933-2020年(86歳)の、 ポーランドの作曲家ですね。
なんと!ついこの前までご存命でいらっしゃいました!!
名前の似ているグレツキ先生、三善晃先生と同じ年の生まれです。
詳しい経歴はなかなか出てきません。。
ユダヤ系の多い村で育ち、アルメニア人の母によりアルメニア教会に通っており、カトリック信者、ポーランドの政治状況、トーン・クラスター。
若いころから才能を発揮したようですが、楽曲として残っているのは、33歳ころからの作品のようで、このころ、スターリン主義の崩壊により、文化的な検閲から解放され、自由に創作ができるようになったそうです。
立て続けに管弦楽曲を手掛け、有名な『広島の犠牲者に捧げる哀歌』を作った同じ年に、本日の曲『弦楽四重奏曲(第1番)』が完成しました。
ちなみに、(第1番)としているのは、名曲解説全集上は『弦楽四重奏曲』と表記されているからです。この解説は、第1番の解説なので、わかりやすく表記しました。
ちなみにこの時期は、音響実験的な楽曲を発表している時期です。
その後、ペンデレツキ先生は40歳を過ぎたころからは、抒情的な傾向へと移っていきました。
本日の曲は、実験的音楽ど真ん中の曲になります。
そのため、最初から最後まで、正直よくわからないですww
本日の音源は、映像上で楽譜がみられるようになっていたため、なるほど、確かに楽譜的にはあってそうな感じがする。
本日の音源は、Erinnmnnさんのチャンネルを視聴しながら書き進めてきました。ありがとうございます。
12音の隣接する半音階の3音塊(12音を4等分した3音ずつのトロンソン)が、この作品の基本観念になっているそうです。
12音で、トーン・クラスター。
んー、なかなかアレですね。
本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。