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【#12】おすすめ3曲「ご都合主義的エッチ中心世界観」のいかしたナンバー

今回は宅建も不動産もまったく関係ありません。
なのでお楽しみいただけると思います(笑)

宅建ダイナマイト合格スクールのおーさわ校長です。
はやいもので、まもなく立春ですね。
春は立春から立夏まで。
今年の立春は2025年2月3日月曜日で、立夏は2025年5月5日月曜日です。
ということで、春は3ヶ月間しかありませんが、ってか、どの季節も3ヶ月間ですが、今年の春も楽しくいきましょうね。

春といえば、みなさんはどんな歌を思い出しますか。

ワタクシは当時のトップアイドルの歌です。
高校生のころ。
それも男子校だったので、より一層、みたいなところもあったあのころ。
まさに思春期。
ひらたくいうと発情期で、おそらくたぶん、これは自分の体感ですけど「オレの身体の98%は性欲でできていた」だ。

RCサクセションの「バッテリーはビンビンだぜ(by 清志郎〜\(^o^)/)」を地で行ってたころでもあって、で、あろうことか、当時のトップアイドルが、こんな歌を。

「春という字は三人の日と書きます」
・・・たしかに。

「あなたとわたしと、そして誰の日?」
・・・誰だろ。

そうこうしているうちに、なんと、元彼が出てくるのであります。
そして、なんと、な、な、なんと!!!

彼女は歌います。
「3人そろって春の日に、3人そろって春ラララ♫」

・・・たぶん、そういう意味じゃないんだけど、そういうことを。

某男子校で演劇部だったオレと西田くんと太田くんは、薄暗い部室で、GOROを回し読みをしながら、あの意味はそうにちがいない、そういういことなんだと、全員が全員、頭でっかちの童貞であるがゆえの貧弱な空想が逆に功を奏した結果から生じる「偉大なる妄想」をベースに、そういうふうに理解したのであります。

そして思った。
きっと、高校を卒業すれば、そういうことができるはずだオレたちも。
これぞまさに、究極の「誤解という名の理解」だ。

でもね。

男子高校生の保護者のみなさん。
いつの時代にも、男子高校生にはこういった「夢」が必要なのだよ。

そういう世界観ともいうべきか。
よし。
では皆の衆。
そういった世界観を、本日ここに「ご都合主義的エッチ中心世界観」と名付けることにする。

ではその勢いそのままで、今回は、そんな「ご都合主義的エッチ中心世界観」を高らかに歌い上げている、かつて大ヒットしたナンバーをいっしょに楽しもうではありませんかっ!!


彼女の名前はセクシーイブ。それも覚えたばかり。

1982年のナンバーです。
彼は「お前の部屋にチェックイン」するんですよ。

そう、いきなり、そんなシーンから始まる。

・・・ってか、ここまで行くのに、つまり「お前の部屋にチェックイン」するまでに、その日の夕方あたりからかな、いや、20時くらいからだろうか、場合によっては23時ごろ急にその気になるということもあるが。

いずれにしても、それとなく誘い誘われ、押しては引いてという努力をしたのであろう。
でもね、そんな「努力」は、もちろん歌詞には出てこない。
やめやめ、そんな野暮なことは。
なんてったって1982年だ。
バブル景気がはじまる直前。
いちばんいいとき。

あ、そんでさ。
話がそれるが小学校のころ、努力の「努」という字の覚え方として「女が又に力を入れる」というふうに教わった。
小学校低学年のお子さんをお持ちの保護者のみなさん、御子息にはそういうふうに教えてあげてくださいね。
お子さんが還暦になったころ、オレみたいに思い出して懐かしむかもしれませんよ。

もちろん小学生だったオレは、「自分の田んぼにはなをたらす」の「鼻」みたいな覚え方だなと思った程度で、当時、それ以上の特段の感想を持つには至らなかったが、今あらためて「努力」という文字をじっくりアタマの中で味わってみると、感慨もひとしおだ。

話を戻す。

「女の子の部屋にチェックイン」するわけだが、その女の子の名前は「セクシーイブ」だそうで、さらに「覚えたばかり」とのこと。
どうでしょみなさん。
のっけから妖しく怪しい。

そして、目と目を見つめ合っちゃう。

・・・やだもー。

そんで、彼と彼女は楽しいひとときを過ごすわけだが。

「白い素肌と黒い瞳に吸い込まれたら〜♥」
「昔から恋人同士みたいさ〜♥」
「一つのシーツにくるまっていると〜♥」
「一晩だけのハネムーンみたいさ〜♥」

・・・もう、なにやっちゃんてんのよぉー。

そして朝がくる。

「生まれたままの朝は気だるいハッピネス〜♥」

なるほど、そういう朝も、サイコーだね。

でね、この「気だるいハッピネス」を味わいながらも、次のこのフレーズが、オレ的にはかっこいいと思う。

「モーニングコーヒー わくまでの時間」
「少し後悔 懺悔の時間」

うわ。
これでね、リアリティーが出る。

ご都合主義的エッチ中心世界観が、ちょこっと揺らぐ。
この揺らぎが、たまらないっすよね。

そんな彼を横目に、セクシーイブちゃんはクールです。

「髪をとかしてコロンをつけたら いつもの顔で、ハレルヤ♫」

ダメ押しのリアリティーが「いつもの顔で」かな。
なるほど、たしかに、シレっと「いつもの顔で」みたいな。
おまけに、この「いつもの顔で」ってことは、「あれ、なになに、二人の関係性って、あれ?」みたいな謎めいた楽しさも出てきます。

ってか、この手のストーリーが好きで、小説でいうと、片岡義男氏の短編集「味噌汁は朝のブルース」に収録されている「人魚はクールにグッド・バイ」が、まさに。
タヒチアンレッドのフェアレディZが登場します。

夕べのあたしとは似ても似つかないでしょ

1981年です。
セクシーイブちゃんは髪をとかしてコロンをつけて、いつもの顔でクールな朝。

で、こちらの女性もクールはクールな朝なんですけど、でも、なんと、な、な、なんと。

「太ももの青いあざ 鈍い痛み」からの「朝」でございます。

なんでなんで?

彼女はその鈍い痛みで「夕べの男の横顔を思い出す」のです。

きょえーーーー。
かっちょええーーー。
さすがっす。

そして彼女は熱いシャワーを浴びる。

でもね。

「くびれたウエストにベルトを結んだとたんに・・・」
「どこから眺めても清らかな女でしょ」
と。

かっちょえーーーーーーーー!!
サイコーですね。
「ご都合主義的エッチ中心世界観」を、みじんも見せない。

そして彼女は街を行く。

「天使の顔で歩く朝」

カンペキだ。

そして。
「何気なく階段ですれちがっても 夕べのあたしとは似ても似つかないわ」と。

そんな2番の歌詞もサイコーなので、味わってくれたまえ。

「ご都合主義的エッチ中心世界観」の金字塔

1985年。
「ご都合主義的エッチ中心世界観」といったらこのナンバー。
誰しもが認めるであろう。

いきなりの、ご都合主義的エッチ中心世界観が展開される。

なんてったって「流星に導かれて」の出会いだ。
流星ってくらいだから夜。
そんで、出会うわけだが、どこでか。

「出会いは夜のマリーナ」

おいおいおいおい。
ロマンチックじゃねーか。
でもさ。
初対面が「夜のマリーナ」となると、もしかしてドラッグの運び屋とか、そのあたりの心配はなかったのだろうか。

ねーっつうの。

それよりもなによりも、なんてったって「ご都合主義的エッチ中心世界観」なんだから、彼と彼女が出会った夜のマリーナでの展開は、そうです、こうなる。

でも、でも、でも。
オレだったらいきなりそんな勇気はもてない。
なので、なので、なので。
その勇気。
う・ら・や・ま・し・い・よぉぉぉぉぉぉぉぉ〜

「ルームナンバー 砂に書いて 誘いをかけた」

もう、もう、もう。
ちょっと、ちょっと、ちょっとおぉぉぉぉぉ〜。

すると彼女は。
おい、おい、おい、おい。
サイコー過ぎるぜ。

「キールのグラスをほほに当てて」

当てて、当てて、当てて、どーした。

「本気?」と笑った

あーーーーあーーーーあーーーーあーーーー!!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおーーー!!

そんで彼はささやく

「オンリーユー ふたりの夏物語」

かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜
すばらしい夏です。
そんな夏。
彼と彼女は堪能する。
たとえば。

「銀のビーチで濡れた素肌抱きしめ」

たまらんでしょうね。
ここで「濡れた素肌」というフレーズをぶちごんだセンス、すごいなー。
その言葉の前に「ビーチ」があるから、いやらしい感じがまったくしない。
さすがプロの作詞家さんですよね。

ところが、この「ふたりの夏物語」なのだが。
そうこうしているうちに。

「波に傾くディンギー」「渚の恋」に似てると。

渚の恋ってのが、これまたふたりの関係を象徴していますよね。
どうやらふたりには「すれちがい」があるようだ。
だけど彼はこういうふうにいう。

「すれちがいがくれたよ 君を見つめる時間」

・・・んー、ちょっと重苦しい感じになってきたか。

そして。

「別れの言葉を胸にためて 最後のつもりで抱いた」

・・・んー、そうだよなそうなるよな。
夏の終わりだ。

ここで終わると、演歌とか四畳半フォークみたいな野暮ったいことになるのだが、そこはやはり1985年だ。
黄金の80年代だ。

離さないで。
ひとこと 告げた 君のくちびるに
ジャスト オンリー・ユー

そして。
そうそう、そうこなくっちゃ。
季節は10月。

「エリなしのシャツに 10月が来ても」

10月が来たんだけども、けども、けども、けども。
そうだそのとおりだっ!!

「夏は終わらない」

ここで再び、片岡義男氏のフレーズを。

夏はただ単なる季節ではない。
それは心の状態だ。

オレもまだまだ、夏でいるぜ!!

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宅建ダイナマイト合格スクールおーさわ校長note
いいえあなた。ほしいものはないのよ。でも涙拭く木綿のハンカチーフという名のチップください。あざーっす!!