痛みはあなたへのメッセージ
体の痛み、心の痛みどちらも耐え難い程の苦痛に感じることがありますよね
しかし、その「痛み」はどこから来るのでしょう?
今回は心、体の「痛み」について話してみたいと思います。
「痛み」はあなたに伝える言葉
歯が痛いとき、どこかをぶつけて痛いときそれはその箇所にダメージが蓄積され緊急事態宣言が出ているときです。
その箇所の細胞が信号を一生懸命に送り、それを脳が感知して「痛み」に変えます。それで初めて「痛い!」とあなたが気付くわけです。
このプロセスは生存する可能性を上げてくれたり、危険を学習する上で役立ちます。とても痛い思いをすることによって、司令塔である「あなた」が注意するようになるからです。
「痛み」は時に耐え難いものですが、なくてはならない体内の言葉
「痛い痛い!」と苦しむだけではなく、しっかりとその声に耳を傾け、何をしてほしいのかを聞き取りましょう
それらの言葉は全てあなたを生かすためにやっていることなのです。
痛みを和らげる方法の提案
そうは言っても、痛いものは痛いものです。時には耐えられない痛みもあるでしょう。体だけはなく心の痛みも同様です。
本当に痛いときはすぐに病院へ行った方が基本的には良いと思いますし、適切な処置は必要です。しかし、歯医者へ行って歯を抜かれて麻酔が切れてしまった時、大したことない切り傷がとても痛い場合
それらの痛みを緩和する方法を提案したいと思います。
それは「瞑想」です。
ゆっくりリラックスし、痛みの中に意識を入れてみて下さい。
どこが痛いのか?
どのように痛いのか?
どの程度痛いのか?
それはなぜ痛いのか?
痛い場所のどの細胞が痛がっているのか?
本当にその場所が痛いのか?
など、痛みの奥に奥に問いかけて見てほしいのです。
そして、ある程度突き詰めて自問自答を繰り返したら、それらの痛みを理解してあげてください。
「わかった、わかった、おまえたちの言葉は伝わっているよ」と、瀕死に陥っている細胞達を安心させてあげて下さい。
「大丈夫、私はこれで死ぬことはない。ゆっくり休んで下さい」と、細胞達をねぎらってあげて下さい。
そうすると、少しだけ痛みの緩和を感じる場合があります。
あなたの体から発せられている言葉ですから、しっかりと聞き取り話しを聞いてあげてほしいのです。
あなたの体があなたのためにやっていることです。貴重なエネルギーを使って伝達しているのですからその価値をつけてあげましょう。
4次元に身を置く
これは、ここではあまり説明しませんが、この瞑想を突き詰めていくと、自分を4次元に身を置くことができるようになりで非常に我慢強くなることができます。
私は、抗生物質にアレルギーがあり、子供の頃から炎症を抑える薬、化膿を抑える薬などが使わずに今まで生きています。
人よりも、ちょっとだけ痛みに強いと思います。普通の人よりは多くの痛みを経験してると言ってもいいかもしれません。
そこで、体得したものは4次元に身を置くということです。
私の体が痛がっています。そしては私はそれを痛がっています。それを遠くから見るような意識を作ることができると
「ああ、私とその体が痛がっているな」
と冷静にその状態を別な位置から見つめることができます。
痛い理由や、現在の状態を冷静に分析し、客観的な目線に立つとそれは怖くなくなり、痛みに対して納得することができるというか我慢できるようになるのです。あまりうまく言えませんが、自分の体、自分の心、自分の意識、これらを上から見る意識。
このような心持ちでいると楽になります。
痛みはあなたへのメッセージ
心と体の痛みはあなたにどうしても伝えたいメッセージです。
痛いのが嫌なのは十分に理解していますが、どうか嫌いにならないでほしいと思います。
その痛みもあなたのものですし、貴重な学習になります。
また、新しい視点を持つ上で、「痛み」というのは非常に有効なヒントを与えてくれます。
是非、「痛み」が発生したときには様々な瞑想にチャレンジしてみて下さい。
どんな痛みにも耐えることのできる...
いや、どんな痛みもやさしく包んであげられるくらいの
理解をしてあげれるようにがんばってほしいと思います。
とてつもない痛みをじっと苦も無く耐えることのできるとき、
もしかしたらあなたには新しい視点が待ち受けていることでしょう。
痛みを覚えることができれば毎日ハッピー
最後に、あなたがもし、のたうち回るくらいの激痛、例えば歯の神経の痛みや病気になどによる激痛を経験しているのなら、決してその痛み・ダメージを忘れないでください。
そして、その痛みから解放された瞬間の幸福感を忘れないでください。
人間は控え目に言って頭の悪い動物です。何度でも忘れます。
もし、その痛みの苦しみとその解放からの幸福感を忘れなければ、
あなたが健康である限り、毎日幸福に生きることができるはずです。
これを見ているみなさんが、死ぬ間際後悔しない人生が送ることのできるよう願っています。
では
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