業務スーパーのピンポイント戦略みたいなのを感じる日々
大寒波が来ているということで、凍結しないかヒヤヒヤしてます……。
最近はスーパーのことを調べるのがとても好きです。
業務スーパーに関する書籍が発売しておりましたので、購入しました。その中でリッチチーズケーキに関する言及がありました、豆腐の容器にチーズケーキを入れているとのことです。百聞は一見に如かず、買ってきました。
もともと豆腐の製造をやっていたオースターフーズというグループ会社で製造しているようで、豆腐をパッケージできる設備があればチーズケーキも包装イケるじゃない!という発想から誕生したようです。
企業サイトをみますと、他にもいろいろ作っていて面白いです。
もともと中高年と、業者の購買層が占めていた業務スーパーですが、デザートや輸入商品に力を入れるなどで、10~20代の層、日本に来ている海外の人などにファンが増えており、戦略が直に伝わってきます。
現状ですと、女性の働き手や、時間の使い方などの視点から、惣菜系のニーズが増えると考え、馳走菜という事業に力を入れたり
世界的にイスラム教信者の割合が高くなることを見越して、ムスリム向けのハラールフードにも投資しているようです。
最初からオールラウンダーを目指すスーパーではなく、局所的に購買層を狙っていき顧客を増やし、最終的に多くの層からファンが生まれそうな経営にほれぼれします。
特にこの本で一番の収穫は、沼田社長の妻がカトパンという噂がちょろっとあったのですが、その説が間違っていたという裏取りができたところです。
だからといって、ではカトパンの旦那がロピアの社長であるという話は、本当なんでしょうか……。裏取りのためにロピアも書籍を発行して欲しい所です。