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ゲーム音楽の歴史の流れ(ソース確認用)


「ゲーム音楽はどこから来たのか」参考動画メモ。

主に第3章「ヴィデオゲームにBGMが定着するまで」に挙げられているゲームからピックアップ。

アメイジング・メイズ(1976)

インタラクティブ(相互作用)して形成される、即興の音楽。そもそも音楽とは、即興的で一過性のものであるのかもしれない。


チェックメイト(1977)

操作方向で音に変化があり、音楽が形成されていく。「ANIMAL WELL」では同じような動きをするパズルがあったが、オマージュを感じる。


スペース・インベーダー(1978)

知名度はゆるぎなし。インベーダーが迫ってくることで移動効果音のテンポが上がる。映画「ジョーズ」をモチーフにしているとのこと。ド~シ~ラ~ソ~という単純な音階が心地よい。


スペースフィーバー(1979)

任天堂製スペースインベーダーであるが、敵を一定数撃破していくと変化する行進音は、より音楽性を帯びている。


ギャラクシアン(1979)

ポストインベーダ―。効果音なのかBGMなのか。うねりがある。


バルーンボンバー(1980)

「作曲」されたBGMが明確に流れる先駆者的作品。耳に残る。


カーニバル(1980)

バルーンボンバーとほぼ同時期の先駆者であるが、使われる曲は遊園地の定番である「波濤を越えて」である。BGMに対するアプローチが異なる。


ラリーX(1980)

こちらも同時期先駆者。すごく豪華である。日本の継続的BGMの流れを創った。


ジャイラス(1983)

クラシック「トッカータとフーガ」をアレンジし、継続BGMかつシリアス路線のシューティングのBGMの礎となった。コナミミュージックの始まりである。勇ましい。


スパルタンX(1984)

もともとBGM無しの予定だったが、「ゼビウス」などの影響もあって、プレイした誰もが印象に残るメロディとなった。


マッピー(1983)

ひたすらかわいいポピュラー音楽。ゲームにおいて効果音的であったBGMが、主張し、その作品の顔となっているような印象である。この曲を聴きたいからこそプレイをする、という人もいただろう。

終わり

こういった本は昔、紹介されている1次ソースを確認するのが非常に困難であったが、インターネット社会に感謝である。

すでにBGMがあることが当たり前である世代のため、初期のころのプレイヤーとゲームが相互に反応して、形成されているゲーム音楽は驚きであったが、音楽というのはそもそもが相互的であり、人々を鼓舞するためのものであるとすれば、自然な流れなのかもしれない。


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