【密着取材】ブルースターの開花を12日間 撮ってみた。
■まず1日目の写真
■君の名は? 異名多すぎ ブルースター
いやいやいや、あんた何者だよ・・・。
正体不明の謎キャラすぎるでしょ。
「ブルースター? 日本ではそう呼ばれることもあるな。
私を、オキシペタラムだのツイーディアと呼ぶ者もいる。
どうとでも好きに呼ぶが良い。
しかし、それらはすべて私の本当の名ではない。
知りたいというなら教えてやろう。
私の真の名はルリトウワ・・・」
はいそこ、さっきからうるさいよ。
南国の花なんですね。
なんとなく、北欧みたいなイメージがありましたが、全然違いました。
それと、帰化というワードがまた人間ぽく感じましたが、これは帰化植物という意味だそうで。
外国から入ってきて、そこで自生するようになった外来種ということですね。
オーストラリアとニュージーランドでは外来種として扱われている、と。
うん、謎キャラ設定はもう充分。
この花、こじれすぎててびっくりした。
■フン、瑠璃唐綿というのかい? 贅沢な名だねえ。 ここではあんたの名前はブルースターだよ!
いや充分いい名前だと思いますけど。
花屋ではブルースターと呼ばれていることが多いと思うので、ここではそうします。
結婚式の「サムシングブルー」として使われているイメージが強いですよね。
ホワイトスターは見たことがあります。
プライスカードには「オキシペタラム」とだけ書かれていました。
名前の表記だけで見ると「ブルースター」とは別の花なのかなと思っていました。
オキシペタラム ローズスター
オキシペタラム ホワイトスター
オキシペタラム ブルースター
みたいに書いてくれれば、詳しくない人にも分かりやすくなるんでしょうが、花屋さんにしてみれば、いちいち書くの面倒だよなとも思います。
■さて本題。12日間の観察記録。
角度が変わっているところもありますが、そこは心の目で見てください。
咲くペースが早い!
12日目で、すべての蕾が開花した。咲き切ってくれたのは嬉しい限り。
6日目くらいから左下の花が紫色に染まりながら枯れていきました。これは低い位置で最初から咲いていた花です。低い位置にある花から咲き始め、紫色に濃くなりつつ枯れていくのが青い花のパターンなのかな。デルフィニウムもそうでした↓
■1日目 ⇄ 12日目、見比べ
最初は12日も追いかけて撮るつもりは全然なかったんですが、毎日見るたびに蕾が1つずつ開花していく様子を見ていたら、これは見届けなければと思い、最後まで密着取材させてもらいました。
1本のブルースターが2週間ほどかけて咲いていく姿に、花の生き様を見た思いがします。
すごい。
花ってすごいわ。
■【注意点】白い樹液にご用心
さて、このブルースターですが、扱う時に1つ注意点があります。
それが白い樹液。
買ったときに、花屋さんから「切り戻したら樹液が出るので、拭き取ってから花瓶に入れてください」と言われていました。
実際、切り戻しをしたら切り口がすぐに樹液で真っ白になりました。
乳液みたいな真っ白な樹液。
これは拭き取ってから水に入れないと水上がりが悪くなるそうなので、切ったあとはしばらく待って、樹液を出し切らせましょう。
3分くらい待てば充分かな。
また、人によってはこの樹液でかぶれるそうなので、扱うときはビニール手袋をするなど対策した方がよさそうです。
肌の弱い方はご用心ください。
↑この本は、花ごとに扱い方が詳しく書いてあって超オススメ。
私は自分がよく知らない花を扱うとき、いつもこの本を見ながらケアしてます。
名前で辞書引きできるので探しやすくて、いつもお世話になってます。
■ここから下は壁紙にしてみたサンプル。
今回は2パターンずつ用意してみました。
気に入ったものがあったら上の画像を保存して使ってみてください。
どれでも壁紙に使えると思います! 私もがんばりました!
(はいそこ、うるさいよ)
青い爽やかな気分がほしい時にどうぞ。
秋にこういう色を敢えて使うのも、気分が上がっていいと思いますよ。
今回は以上です。
見てくれて、ありがとう!