もうよいでしょ大学入試なんて
滝川沙希です。
今回は、悶々としている皆さんを煽ります。
学歴?
私のnoteをご覧いただいている方の中にも種々の属性の方がおいでのことと思います。
ただ、私はnoteの主要な読者を法学部に入ったばかりの方と想定しています。それで通常であれば気にしている時期なのですよ、学歴コンプを。
入学の方法
やれ○○落ちの▲▲だの、一般入試組で推薦ではないですよとか、あれです。
まず、気になるようでしたら、再受験なさってください。成績が上昇するかどうかは知りませんが、見事合格する方も一定数居ることは事実です(逆もありますが)。
それから「推薦組がいなかったら、私が(補欠合格という)不合格になることはなかった」という方もいますが、どういうことでしょうか。推薦組が0人だったらそうでしょう。しかし、逆にもっと推薦合格者の枠が多ければそもそも補欠にもならなかったと考えないのは、なぜなのでしょか?
大学の基本的思考方法
大学の基本的思考方法は、どうやって経営を安定化できるかであって、要は確実に入学者を見込める推薦組を確保したいのです。そのために系列校を作ってみたり様々な苦労をしているのです。
他方、一般入試では、1点の間に数十人数百人もの受験生がひしめき合っていて、辞退が何人になるのかを読むことはとても難しいのです。
年によっても大きく変動しますし、見込みを外して定員よりも過大に入学させれば、文科省からの私学助成金を減らされる恐れがあるのです。逆に、過少であれば授業料収入が減りますね。
要は、推薦組が欲しいのです。どうして一般組であるあなたを欲しいと思ったのでしょうか。謎です。一般組は単なる調整弁くらいしか考えていないかもしれません。その程度の扱いなのですよ。あまり深刻に考えないほうがよいのでは?
推薦入試組は学力が低い?
え?推薦組の学力が低いことを見逃している?
確認しておきたいのは、同じ条件で比べていないので、一般入試と推薦組との学力とを比べることはできません。
条件が異なるものを比較できないことは、理解できますね?
大学が欲しいのは、大学が存続し続けることを支えてくれる学生です。そして、入学後も努力し続けることができる学生です。
その視点で考えると芸能人が突然入学してみたり、どこからともなく留学生が来てたり、高校生の時にスポーツで卓越した生徒が推薦されて入学している事実が理解できるでしょう。
入学時点の学力など、はじめから大して気にしていないんですよ。
それに長期的に考えて、推薦組をとることで大学の経営がおかしくなるのであれば、大学自らが考えて減らしていくでしょう。
しかし、実態はどうでしょうか?推薦組の増加は留まることを知らず、東大ですら、推薦を始めてしまいました。
大学では、個々の学生の成績をリスト化しています。「こういう属性の生徒は伸びてるな」ということの分析、判断は、常に行われているのです。
したがって「××高校からの推薦組は来年から増やそう」ということは当然に行われています。
それから、忘れがちですが、米国の大学は基本的に推薦入試ですから。
評価される側
皆さんの発想法で何より気になるのが、他人から評価されるだけ発想なのではないかということ。
皆さん、それぞれの人生を歩んで行かれるわけですから、他人から評価される「だけ」の人間でよいわけはありません。
もしも、ですが、お金儲けが至上の基準であれば、大学生活なんて大赤字でしょう。皆さん、何のために大学にいるんですか?
まとめ
ね、どうでもよいことでしょ?勉強しましょうよ。