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新古今和歌集のある生活9「時はいま 天が下知る 桔梗かな」
令和7年2月10日(月)
明日からの集中講義のために今朝早く宮崎に帰ってきました。おそらく今回が宮崎で正規業務を行う最終機会になると思います。
今日はランチを青島の某有名ホテルの中華料理店で元同僚と。そして夕食はとある日本料理店で、これもまた別の元同僚たちと。
宮崎で食事する時の驚きは何と言ってもその量の多さです。両方とも食べきれないくらい出てきました。
6年間携わってきたこの業務。さすがにこれで終わりかと思うと、寂しくなります。その分明日からの3日間、全力で飛ばして行きたいと思います。まさしく「時は今!!」です。
「時は今春になりぬとみゆきふる遠き山辺に霞たなびく」(新古今和歌集・巻一・春歌上・読人知らず・9)
時は今って明智光秀が言い出したのかと思っていたら、原典はこの歌なのですね。情景自体はありふれたものですが、「時は今」で1首全体に命が吹き込まれるようです。