72・ローリング・ストーンズ~You Gotta Move~
母が田舎から出てきて 私たちと暮らし始めて、10年近く。
来月には白寿(99才)を迎える。
写真は夕飯。右が母の席で 量は少ないが私たちと同じものを食べる。
母は自分の枝豆は食べてしまった。
母にはこのくらいがちょうどいいが、私たちには足りなめ(何か追加したのか忘れた)
左はちくわと厚揚げの甘辛煮。
真ん中は アジの南蛮漬け。野菜しか見えないがアジの揚げたものが下に入ってる。夫1尾、母と私が2分の1尾ずつ(母がアジを半身しか食べられないので私と分ける)もう1尾買うこともあるが、それだと余り気味。
おなじみ、95才のキース・リチャーズ。
長いうわっぱりを着ていたら、夫にキースに仕立てあげられる。
これは97才の時。やっぱり、夫がふざけて麦わら帽子をかぶせる。
「写真はやめてよ」と笑う母。
母は、95才くらいまでは、アタマも全くしっかりしていた。
今は その日の出来事は片っぱしから忘れてるが、昔のことはけっこう覚えてるので、梅干しの干し具合とか(乾燥がキツイので3日干さずに、もう
しまったほうがいいとか)草餅の作り方などけっこう知識が役立つ。
知識ばかりではなく技術力も優れてるので おはぎとか大量に作るときは欠かせない。(とてもきれいに作るのだ)
このごろ周りで家庭菜園ブームで 新鮮でおいしい野菜をもらったりしてるので、お返しに、気がむいたとき作るお菓子やおはぎは欠かせない。(あくまでも気が向いた時なので 相手は野菜をあげたのも忘れてる半年後くらいに「これ、この間の玉ネギのお礼」などと言うことになる)
この間 近所の人に
「もうお母さんはおはぎ作れないでしょ?(以前は、おはぎは母に丸投げ) あなたが作ってるんでしょ。
『タキモトさんも おはぎ、上手に作れるようになったねぇ』とうちで話してたのよ」
私「いや、あんこは私が煮るようになったけど、おはぎは母と2人でマスクして作ってるのよ。一人だとこんなにたくさん作るのはちょっと躊躇するけど 2人だとけっこう速いのよ」
おはぎは若い人もけっこう好きで、うちのおすそ分けでは人気NO1だ。
いやおはぎの話をしたいんじゃなくて、母の健康の秘訣の一部を話したい。
母は、洗った洗濯物のしわをピチッと伸ばして私が干しやすいようにするとか、乾いた洗濯物を畳むとか、朝ごはんの食器を洗うとか、夕飯の食器を拭くとか、やっている。
洗濯物を畳んだらしまう場所まで運んだり、食器をしまうときも食器棚まで数歩あるく。
それに洗濯物を分類したり、食器をしまうのにも多少アタマも使う。
介護の仕事をしている友達が驚いたのは、母がイスからスッと立ち上がれることと、お風呂に毎日(!)一人で入ってることだった。
トイレに一人で行ける98才はいるけど、お風呂に一人で入れる98才は見たことがないそうだ。
しかもお風呂場は昔ふうの作りで 浴室にはけっこうな段差があるし、浴槽もよいしょっとまたがなければならない高さ。お風呂場を改築しようとしたのに、母と夫の反対にあって(このままでいいと主張された)実現できなかったが、それがよかったのかも。
お風呂好きの母は 毎日、この段差をそこらへんにつかまりながら(古くて、手すりもつけられないのに)よいしょっと越える。
家もバリアフリーじゃないので、気を付けながら歩いてる。(しかし、絨毯がめくれてたり、スリッパなどが置いてあると転ぶので、そのへんは気をつけている)
今は暑くて外へ出られないが、気候のいいときは近所を 杖と私につかまりながらちょっと歩く。
母は98才にしちゃけっこう動いてると思う。
で、Ryoさんの ローリング・ストーンズ スティッキー・フィンガーズの記事から You Gotta Move
これにはいろんな意味があるらしいが、まぁMoveなので
わたし的には「動いた方がいいよ」という感じで。
>なんなんでしょうね、この彼ら流のルーズさ。
危険な香りのするブルース。>
的確な表現ですよね♪
これはカバーだけど、ストーンズがやると確かにこんなふう。
>ストーンズが参考にしたであろうかと思われるバージョン>
も貼ってあって、このギターがよかった。
いろいろ参考になるものも貼ってくれるので、うれしい♪
サティスファクションや、ルビー・チューズディなど聴いてきたファンには、こういう曲はどうなんだろうと思うが、おおかたのファンは付いていったと思う。(だってすごくいいし!)
そして、ストーンズが本当にやりたかった音楽へ行ったからこそ、
私にとっては 唯一無二の存在になったのだ!
音楽を(無理やり)こじつけるSkyBlueさんがいるので、
私も安心してこじつけ選曲に励んでおります。
SkyBlueさんは文章も絶品でございます♪
この記事もいいよ!!