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44・リーマン予想とお釈迦さま


きょうも、BSで 数学の難問リーマン予想のことをやっていた。で、家事をほっぽり出してまた見てしまう。

何でも、素数には規則性があるのではということらしい。
素数とは1とその数以外約数を持たない数で(1,3,5,7,11,13,など)それが永遠に続くらしいのだが(なぜ、わかる?) どう見てもアトランダムな並びなのだ。

でも、なかなか見つからない素数は、今やコンピューターのセキュリティにはなくてはならないそうだ。
ここまで聞いて、
「じゃあ、素数の規則性がわかったら、セキュリティの意味がないじゃん」ということは、私でも気づく。

そう、もしリーマン予想が解けたなら、世界中のコンピューターのセキュリティはたいへんなことになるらしい。
隠し財産など1円もない私に興味があるのはそこじゃなくて、
リーマン予想が、この世界の自然と密接なつながりがあるらしいこと(原子などのミクロの世界とか、ひいては宇宙の神秘まで)。

ふ~~ん。数学とは、宇宙の謎を解きあかすための計算に使われるくらいにしか思っていなかった私も、このTVを見て、数学者とはコンピューターのような明晰なアタマを持つだけでなく、まったく新しいは発想ができるすごい想像力を持たなければならないということがわかった。
そして、数学者のなかには正気を失う人も多く、世界でトップクラスの数学の世界に入るにはまさに命がけだということ。
しかし、数学の魔力に取りつかれた人々はそこに足を踏み入れるのだ。
冒険家と同じじゃないか。

とにかく、数学が自然と密接な関わりがあると言うのに、私は感嘆した。
そこで思い出したのが、お釈迦さまが悟った
「世界のすべてのものはつながっている(諸法無我)」という法則(?)だ。
素数(数学)と自然界や宇宙、すべてがつながっているという広大無辺さ。それを今から2500年前に生まれたお釈迦様が悟られた(直観で?)とは!
つながってるんだから、戦争なんてしちゃいけないよ。
結果自分とこに返ってくるんだから。


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