81・The Rolling Stones - Emotional Rescue 私もレスキュー依頼
99才の母が体調をくずした。
やはり、夏冬は厳しいらしい。
そうだよなぁ 百年近くも生きてるんだから。
母の部屋には夫手製のコタツがある。(居間のテーブルも夫の手によって冬は椅子コタツに変わる)
母はホッカイロも背中側に使っているのだが、それだけじゃ寒いのかもしれない。
で、ホットカーペットを敷いてその上にコタツ用の机を置いたら、後ろ側も温かくていいらしい。
ホットカーペットのことは毎年考えてるのだが、狭いのと ふちに足がひっかかって母が転ぶかもと躊躇してたのだが、実際に敷いてみてタンスを動かせば敷けるし、母もゆっくり歩くのでだいじょうぶとわかった。
「案ずるより産むがやすし」とはこのことなのね。この調子で今年はやっていこう。
初めて紙パンツも導入。どうしてもっとはやく使わなかったんだろうと反省するくらい、いい。特に夜間に安心なのだ。もっとも本人は夜もトイレに起きてフツーの下着のように使ってるが。
湯たんぽも復活させたら、これがいいらしい。
ちょっと前までは、夜間は電気敷毛布にオイルヒーターだったのだが、今は湯たんぽにホットカーペットを低温にしてベッド側半分だけつけておく。このほうが快適らしい。トイレに起きるとき足元が暖かいし部屋も底冷えがしない。(一応、電気毛布も敷いてある。手元スイッチで本人が寒い時はつけることが出来てるので安心だったが、今はほとんどつけてない)
そして、とにかく温かいものを出す。
ポテトサラダや大根の漬物が冷えの原因だったと思い(冷蔵庫から出して置くのだがどうしても冷たいし、漬物は好きなので食べ過ぎる)、食事は温かいもののみ。鍋が多いが 昼もお雑煮、うどんや蕎麦など温かい汁物、パンにも野菜スープをつける。コーヒーも止めて、甘酒にした。
そうして体の内も外も温めたら母も回復した。
温かい食事がメインだが、コーヒーも飲めるようになった。
母に関しては、いつも面倒見てる私が対策を考える。
不調や不快の原因を考え、環境と食べ物を整える。医者も使うが、だいたいこれで良くなる。
肌のかゆみは、クリーム塗って保湿すればだいじょうぶ。以前はこれがわからなくて、かきむしったりして悪化させ、医者へ行くというパターン。
でも高齢なので、医者には早めに見せるのが大事。(コロナのとき、医者に行くのを躊躇して、皮膚の荒れを悪化させた)
先のことを心配してもしょうがないので、いつもその時その時に対処してやっていく。近くにやはりお母さん(今、103才!)を引き取って暮らしてる友がいるので、情報共有も役にたつし、お互い励ましあえるのがいい。
今度の母の不調で、私も疲れてしまった。気も滅入る。
そしてめまいのときの経験から、早めにSOSを出すのが大事と思い、
夫と食事に行って話した。
夫に話すだけで良くなることもあったので、これが大事。
家だとゆっくり話せないので、こういうときは外で食事しながら話す。
夫に 最近 特に夕飯後疲れがひどいと言ったら、夫は、じゃぁ夕飯の後片付けも毎日やると言う。
夫は家にいるときは昼食の片付けをやってくれる。たま~にパスタも作る。
しかし、夕飯のときはお酒を飲むので片付けはイヤだろうと思っていたのだが、「片付けはキライじゃないし、曜日を決めてやるのは忘れるから やるなら毎日」という。
しかし、私も食後に片付けることで消化その他にもいいので、毎日仕事を取られるのも困る となにやら家事の奪い合いみたいになってきた(笑)
で、夫がお酒を飲んでるためひとりで遅く食べる時は 自分の分の片付け、ゴミ捨てなどをやる。(私と母の片付けの後、夫のをやるのが二度手間でいやだった)私が疲れたときは一切頼む ということに落ち着いた。
何より 夫が「言ってくれれば何でもやる」と言ってくれたことが大きい。
そうか、頼めばいいんだと、私もものすごく安心した。
今までは、長年自営業でひとりでがんばってきたから、リタイアした後くらいしばらくゆっくりしたいだろうと、次々と家事を押し付けるのは控えていたのだ。
でも少しずつ、お風呂のそうじや、昼食の後片付けなど決まったことをやるようになり、昔の新聞配達少年だったので、やると決めたらキッチリ休みなくやる。
それに気持ちの切り替えも早い。(「昔は」とか、「オレはやってきた」とか言わない)
話のついでに夫に「母と暮らして、旅行にも行けないし、不満はないか?」と聞いたら「全然」と答えてくれた。
私「人間が出来てるねぇ」
夫「フツーの男だよ」
私「いや、人間が出来てる!!」
夫と話して、協力も頼めることがわかっただけで、心がものすごく軽くなった。疲れて何もやる気が起きなかったのに、春の花を買ってきて手入れも始めた。気になっていた流し台の排水溝の漂白、カップの茶渋の漂白も出来た。
考えてみれば、母と暮らしてなかったら、夫に頼ることもなかったかもしれないし、夫も得意な(?)家事をやらず、認知症へ進んでいたかもしれない。
私も、のんびりしてたら認知症への道を進んでるかも。
知り合いに、仕事をやめて一人暮らしをしている人がいて(私より若い)毎日テレビばかり見てると言ってたが、最近どうも認知症になりかかってるようだ。危ないとみんなで心配してる。
疲れすぎても病気になるし、ぼーっと暮らしてると認知症に進む。
年を取るとなかなか大変だ。
私「あ~~ぼっちキャンプに行きたい!」
夫「庭にテント張って暮らしたらいいじゃないか」
ステキなアドバイスをありがとう・・・
ストーンズはいろんな音楽へ手を伸ばすけど、イントロやバンドの音はどれもカッコいい!