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#217「分類して解決した気になっている」に共感した話

こんにちは。シンママ起業家のタキマユコです。
起業のサポートをする会社を経営しながら、noteでメンバーシップを運営し、メンバーの皆さんと一緒に学びや考えを共有したり、交流を深めたりしています。

4月になり、新しいドラマが始まってしまいましたが、前のクールで話題だった「不適切にもほどがある」というドラマを、遅ればせながら見ました。

ドラマ「不適切にもほどがある!」
https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/


80年代に子供時代を過ごした私には、懐かしく共感できる内容がたくさんあり、コンプライアンスの厳しい、現代との比較が面白く、昔はこうだったよな、と懐かしい気持ちにもなりました。

「不適切にもほどがある!」共感される秘密? 人はなぜ「昔話」が大好きなのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ce3e04eab127e9b62c1c250c920c2ad3a64814f

このドラマは「中高年に受けていた」とあるので、40代、50代に刺さる作りだったのでしょう。まさに刺さってしまいました(笑)

若者にはあまり共感を得られなかったようですが、今は多世代を同時に楽しませるのが難しいので、仕方ないかもしれませんね。

生まれる時代は選べませんし、「昔が良かった」みたいに言うのも好きではありません。言っても何も解決しないからです。

育った環境や時代を嘆くよりも、それを受け入れて、その時にできることを懸命にしていくしかないと思っています。

でも、ドラマのように時代を比較してみると、昔よりも便利になった今の時代が、生きやすいわけではないなというのは、改めて感じるところではありました。

その日その日を頑張って前に進めば、何とかなって、少しずつでも成長できて生きていけた時代と、頑張ってもどうにもならないことが多い現代の違いは、大きいなと感じます。

とはいえ、それを羨んでも仕方ないので、今までのやり方がダメなら、違うやり方をしていくしかないですよね。

昔のように「これをやっていればある程度生きていける」ようなロールモデルも、土壌もなく、多様化や個人の自由が認められていく以上、その時に応じて試行錯誤していくしかありません。

現状にあまり疑問を感じず、とにかく前だけ走れば良かった時代は、大変だったと思いますが、今とは違う幸せがあったのではないかと思います。


そういう意味で、「分類」に関しては、多様性の時代には本当に意味がないことだと感じています。

「不適切にもほどがある!」「細かく分類して、解決した気になってるだけなんじゃないの」「渚っちが昭和へ。一体どんな最終回になるのかな」(エンタメOVO) - Yahoo!ニュース

世代や状況、住んでいる地域など、人を分類して括ることは、マーケティングなどにおいては意味があるのでしょうが、分類分けをして、わかったような気になられることは、うんざりだなと感じます。

星座や血液型の占いなど、人を不快にしないものなら、分類されても、適当にスルーすれば良いと思いますが、人のマイナス面を勝手に分類で括られて嫌な思いをしたことはあります。

「40代女性が世の中に不満を持っている人が多く、クレーマーが多い」

「シングルマザーは不幸な人が多い」

「シングル家庭に育てられた子供は可哀想だ」

など、人のマイナス面を分類することです。

もし自分がその分類の中に入れられたら、嫌な気持ちになることを、人には平気で言えたりする人が多いんですよね。

人ってがっかりだなと思ったり、自分が期待しすぎで、所詮はそんなものなのかなと思ったりもして、ちょっとモヤモヤしました。

日本のアニメは面白いと思い、娘と一緒に色々見ていましたが、ドラマも時々良いものがありますよね。お金を架けなくても楽しめるエンターテイメントとして最高です。

新しいクールのドラマも、何か楽しめるものがあることを期待します。

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タキマユコ(起業家・ライター)
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