⛳️ゴルフスイング専用体幹トレーニング
ゴルフスイングを効率よく行うことでケガや痛みを予防し、長く続けていく為の体の使い方として参考にしていただければと思ってまとめてみました。
私自身はゴルフ初心者ですが、普段は柔道整復師の資格を持ち整骨院を運営しております。
患者様でよくゴルフをされていて腰や肩、膝など様々な痛みを訴える方が多く、解剖学や運動学を基に動きの改善をしていく事で痛みを解消し、「思い切り楽しめている」と言ったお言葉をよくいただきます。
実際はお会いして『どうするとどこが痛いか』や『どこが動かしにくいか』などしっかり評価をしますが、今回は問題になりやすい重要な箇所を中心に改善エクササイズをお伝えできればと思っております!
今回の記事は、ゴルフをやっていて
と言った方に読んでいただき、ご活用していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
説明が長めなので、必要のない方は最後のところの実際のエクササイズに飛んでください。笑
1、ジョイント バイ ジョイント セオリーとは
この辺は難しいのでささっといきます。
ファンクショナルトレーニングではジョイント バイ ジョイント セオリーという考え方があり、体の各関節においてそれぞれ役割があります。
安定性が求められている場所か、可動性が求められている場所かに分かれ、それぞれの役割を果たしつつ全体としての協調運動によって機能的な動きが出来上がります。
どの関節においても安定性と可動性は両方とも必要であり、どちらに重きを置くかという事ですので勘違いをしないようにしておく事が大切です。
2、ジョイント バイ ジョイント セオリーの中でゴルフで特に重要な所
ゴルフをする際に特に重要な所は、
この3つが特に重要です!
近年”体幹”という言葉がよく聞かれると思いますが、やはりどのスポーツをする時でもここは重要になってきます。
体幹とは簡単に言うと手足を取り除いた胴体の部分です。
何が重要かと言うと、体幹の中でも安定して欲しい場所は安定し、動かしたい所はしっかり動く!
先ほどの3つの中でも腰椎の安定性がまずはチェックしたいポイントで、ここが安定していないとスイング時に腰をひねってしまって腰周辺に痛みが出やすくなってしまいます。
もともと解剖学的にも腰椎のひねり(回旋)は少ないため、ひねるための関節ではない事がわかります。
なので、腰部の安定に関わる筋肉(お腹回りの筋肉)がしっかりと働く事が効率的なスイング動作を行うためには必須です。
腰椎の安定すなわちアドレスの際に、”腰部が真っ直ぐ”(生理的前湾)これが効率の良いひねり(軸回旋)を作る時のポイントになります。
よくあるのが腰が反り過ぎているパターンです。普段から腰が反り気味だとスイングの時に構えるとやはり腰は反り気味になっています。
腰が反ったり、丸まったり、真っ直ぐだったりと、どの方向にも動けるようにコントロールできればベストです。
普段腰が反り気味だと、反るのは得意だけど丸めるのが苦手になってきます。そんな方はまずどの方向もいけるように動きのバリエーションを増やしましょう。
腰が真っ直ぐで安定すれば胸椎(胸郭)と股関節のねじる動き(回旋)も効率よく行えます。
胸椎(胸郭)は肋骨の動き方にも影響されるのでチェックが必要です。
※普段肋骨がどう動いているか(最後の方に動画あり)
股関節は骨盤と密接に連動するので、腰部の安定感を高め、骨盤の動きをコントロールできればスムーズなスイング動作が可能です。
3、実際のエクササイズ
それでは実際にやっていきましょう!!
動画は全部ファイルで10個あります。
※痛みがある場合は無理にしないでください。通常は状態を確認しながら進めていくものになります。動画のトレーニングを実践されたことで生じた障害等については責任は負えませんのでご了承ください。
・アドレスでの足の荷重ポイント(右足を下から見ている)
アドレスを作る時は、まず下の3点がしっかり踏めている事が基本になります。そこから重心移動や体の動きに合わせて荷重する場所は変わってきます。
・お腹の安定性エクササイズ①
・足の構えの詳細:上が正しい構え(足首の間より膝の間の方が広め)
・お腹の安定性エクササイズ②
・胸椎の可動性エクササイズ①
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