【更年期障害】トイレ籠城6時間
※女性の更年期障害について書いています。興味のない方、こういうはなしが苦手な方は、華麗にスルーを。
私は乳がんの再発予防治療をしています。注射は三か月に一回(保険ききません。1回1万4000円くらい)、くすりも毎日飲んでいます。
乳がんの治療をしていると、子宮がんになるリスクが上がるらしく、婦人科検診も定期的に受けています。
女性ホルモンを減らすための治療なので、同世代の女性よりも更年期は早いみたいです。同世代の友人たちと、悩みを共有しあえればよかったかもしれないのですが、それはちょっと無理みたいです。
婦人科検診のときに、一度、「若いときから、ひとより出血が多かったんじゃないですか?」と先生に言われたのですが、知らないです、知りません。
ほかのひとの出血量、把握してません。友達は何人かいたけど、あんまりそういう話をするひとたちじゃありませんでした。
更年期障害というと、よく知られているのはホットフラッシュ。不安やいらいらなど。出血量は減っていくばかりなんだと、勝手に思っていました。
ところが出血がずっと続くので、還暦の先輩に電話を掛けました。彼女ならさすがに一通り経験しているはず。
「更年期のかなり終わりに、たびたび大量出血することあるよ。私もそうだったし、同世代の友達もそうだった。貧血になるくらい出血することある。みんながそうかはわからないけど、ありえないことじゃないと思うよ。」
先輩は教えてくれました。
先輩の言葉に安心したのでしょうか。月曜日の23時くらいから、トイレから出られないくらいの大量出血が始まったのです。
いつもなら、昼寝をしていたかもしれないのですが、その日は精神科の受診があったので、昼寝はしていませんでした。
もっとも、短時間ならトイレの外に出ることができました。生理用品を駆使して。それでもタイムリミットは3分です。スマホをトイレに持ち込み、飲み物を持ち込み、最終的にはポテトチップス食べてました。
その状態で、朝5時まで。寝てないし、メンタルぼろぼろです。
治まったわけではなかったのですが、もうこれ以上無理! 寝たいんだ!
ってなって、なにもかも血まみれになっても構わない覚悟で寝ました。治まってくれました。
先輩の話では、還暦過ぎからまた更年期が始めるとか。なかなか厳しいものです。
女性の話は秘め事になりがちです。
もし私と同じ体験をされても、過度に不安にならず、検査を受けたいのなら、勇気を出して婦人科に行ってみてはいかがでしょうか。
読んでいただいてありがとうございました。