究極の「自分ブランド力強化法」 第5回
第1回 究極の「自分ブランド力強化法」ついて
第2回 自分ブランド力を確立する方法
第3回 自分ブランド力を確立した人(1)
第4回 自分ブランド力を確立した人(2)
ブランドとは何か?
ブランドに欠かせないもの
ブランドというと、何を思い浮かべますか?
ルイヴィトン、ベンツ、シャネル、エルメス、グッチ、ローレックス、トゥミ、ウブロ……。
他にいくらでもありますね。
では、これらの超一流ブランドの共通点は?
私は、安全・安心、そして高級感、つまり高い信頼性と優越感をくすぐるものではないか、と思っています。
歴史に裏打ちされた高い信頼性がなければ、ブランドにならない、と考えます。
信頼を得るには長い年月が必要です。
その一方で、信頼を失うのは一瞬です。
つい最近もありましたね。
一流百貨店や一流ホテルの「食品の偽装表示」問題です。
それも長年月にわたって行ってきたのです。
長い間築き上げたブランドに、自ら傷をつけました。
コーポレート・ブランディングと
パーソナル・ブランディングの違い
ある話を思い出します。数十年前、某都市銀行で頭取を務めた方が、定年になり退職した翌年、年賀状の少なさにショックを受け自殺したそうです。
とても信じられない話ですよね。
年賀状を送って来なかった大多数の人は、個人ではなく、○○銀行の頭取という肩書の人と、付き合ってきたのです。
しかし、少数であっても個人として付き合ってきた人は、年賀状を送ってきました。
この人たちこそ真の友人(まさに真友)であり、退職した後でも付き合っていける人たちでした。
その元頭取は、個人としてこれからも付き合って行きたい、と思っていた少数の人たちの気持ちを理解できなかったのです。
在職中の肩書はあくまで在籍中に意味があるだけで、退職してしまったら、履歴書に書き込めるだけでしかありません。後ろを向いているのです。
「内向き」「下向き」「後ろ向き」では、成長しません。
「歳だからもういい」とか、「やったってしょうがない」という発言はやめたほうがいいです。
言霊という言葉がありますが、そうした否定的な、後ろ向きな発言をしていると、本当にそうなってしまいます。
話が横道にそれてしまいました。
コーポレート・ブランディングではなく、パーソナル・ブランディング、つまり、自分ブランド力が大事だ、ということです。
コーポレート・ブランディング、つまり企業のブランド力をパーソナル・ブランディング、つまり自分ブランド力と混同してはならない、ということです。
自分ブランド力がない人が、自分の力で大きな契約を取れたと思っていても、実は取引先相手はその人ではなく、その人の背後の企業を信用して契約した、ということに気づいていないことが、しばしばあります。
その会社の人なら、他の人でも同じ結果だったかもしれません。
だからこそ、パーソナル・ブランディング、自分ブランド力を強化していかないといけない、と思うのです。
このブログを始めた動機は、私自身のブランド化、「自分ブランド力」を身につけ、強化していきたい、という強い願望があったからです。
この記事は、9年前にアメブロに投稿しました(2013-12-06 18:19:05)。
当時の自分がどんな事に関心を持ち、投稿したのかを確認しました。
その上で、大切なことだと再認識し、部分的に加筆修正し、再投稿しました。
⭐ 参考データ
組織におけるパーソナルブランディングの重要性とは?信頼を生み出す「個性」のアピール方法
✅ 出典元: ラーニング・イノベーション 2022.02.21 組織におけるパーソナルブランディングの重要性とは?信頼を生み出す「個性」のアピール方法
このウェブサイトから重要なポイントを抜粋してみます。
少しでも参考になれば幸いです。
ここでいうVUCAとは、下記のとおりです。
この概念を一言で言えば、
「『VUCA(ブーカ)』とは、将来の予測が困難な状況を示す造語である」
(HRpro 「VUCA」の意味とは? VUCAの時代に必要なマネージャーのスキルやリーダーシップ、人材育成を解説)
ということになります。