【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第60話
夢の中
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<第60話>
<……沙都子はね、結局何もかもひとりでやっちゃったんだよ。圭ちゃんはただ、沙都子を応援しただけだったの。>
……私だってそうだ。……でも、沙都子にはね。それが何よりも大きな支えだった。たったそれだけのことだったの。沙都子は圭ちゃんに救われたんだ。沙都子の心をね。
私は彼女のために何をすべきなんだろう。彼女にどんな償いができるんだろうか……。……私は、圭一が失踪したことを知らされて以来、彼について考えていたことがあったのだが……。その結論を出すべきなのかもしれなかった。……沙都子のために。
沙都子。私の親友だった女の子の名前だ。沙都子のことを想うだけで私の心には温かな火が灯る気がした。その想いだけが今の私の支えなのだ。
<レナ……。沙都子のことは、今は忘れておきましょう。今一番大事なのは……。……いえ。ごめんなさいね。……今の話は忘れてちょうだい。今のはちょっとした気紛れな独り言だから……。>
……私の頭の中で様々な声が入り混じる……。
<……なぁ、レナ。……さっきのってさ。もしかしたら、沙都子の話なんじゃないか?……沙都子は死んだんだよな。……でも生きていて、俺が沙都子を助けられなかった代わりに誰かがその子を助けるってことなのかな? それとも別の意味で何か意味があるってんだろうか。>
……わからない。
<でもね、レナ。……その沙都子がもしも生きていたとしたら……。それは俺にも関わりのあることだとは思わないかい?>
……もちろん思う。だってその子が生きているということは……。
<俺たちは……、あの悲劇から逃げられたということになる。
だからもしその子に会うことができれば……。俺はその時、どうしたらいいだろうか。謝るべきだろうか? 礼を言うべきか? あるいは無視するか?……どれを選べば良いかわかんないよな。だからとりあえず、会えるかどうか確かめてみようぜ。……沙都子は今、雛見沢に住んでいるんだって。だから会いに行けばわかるんじゃないだろうか!……あはははは!!……沙都子は雛見沢に住んでいた。>
……なら、どうして私のところに連絡をくれなくなったのかしら。私の電話番号は変わっていなければ沙都子は知っていてもおかしくはないのに……。
<電話があったの、私のところに電話だったわ。沙都子が失踪したことは聞いていますかと聞かれたけど、誰のこといってるのかわかんなくて、知らないわと答えたの。そしたら、突然怒り出して切られちゃったわ。でもね……、あの子が失踪したってことはわかっていたわ。……だからね、あなたと圭一さんに相談したかったんだけど。……あれ?……あの時……確か、あなたと電話で話をしたような記憶があるんだけど、いつどこで話したかしら? えーと、あの時は確か、……沙都子の家にいて……。……あれ?……おかしいわねぇ。確かにあなたと電話した覚えはあるんだけど……、いつどこに電話をかけたかの記憶がスッポリ抜け落ちて思い出せないわ。
ま、気にしないでおいてあげるね。あ、それとね、私、もうすぐ結婚するんですって。お相手もすごく優しそうな方で安心しましたわ♪ あらやだ、つい嬉しくてお喋りしてましたわ。
圭一さんったらいませんわよね?……あはは!! そうね、こんなことを電話したって仕方ないですもの。
えぇ、また今度、圭一さんの都合が合うときに電話するわ。
ではごきげんよう。>
……あの日を境に沙都子への電話が繋がらないということがわかった。つまり。沙都子は今本当に雛見沢にいるらしいということだけはわかった。でもそれ以上は何もわからないのだ。
でも、きっと大丈夫だと思う。だって私たちは運命共同体なんだもの。運命の糸が絡み合っている以上、どこかで繋がっているはずだものね。私はそれを信ずることにしたのだ。だから私は信じ続けることにする。
沙都子がこの村で今も暮らし続けているのだと。
<編集後記>
疑問がいくつか浮かび上がってきています。
例えば、圭一君は殺されたのか否か。沙都子さんも死んだのか否か。
何度も彼らのことが出てきますが、登場人物の発言が錯綜し、死んでいたり、どこかに生きているという話が出てきます。
さらに、時間の経過がさっぱり分かりません。
現在のことを話しているのか、数十年前のことを話しているのか、場面が数十年前に戻っているのか。
ストーリーを読んだだけではこれらは解決しそうにありません。
使用したAI
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