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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023)

一刻も早く観たかった、タイカ・ワイティティ監督の新作「ネクスト・ゴール・ウィンズ」を東京国際映画祭で観た。

2001年のワールドカップ予選で、史上最悪の0-31の大敗を喫した米領サモアチーム。その後も連戦連敗で、1ゴールも決められていない。

そんな米領サモアチームに、破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任。予選まで4週間という中で立て直しを図るが、果たして奇跡の1ゴールだけでも決めることは出来るのか!?

という、実話に基づいてタイカ・ワイティティ監督が脚本を書き、監督もした。

小ぶりだけど、とーっても楽しい心温まる良作。期待通りにステキだ。

映画のド頭から監督本人が登場して、ギャグを連発。ホントに可笑しくて笑っちゃう… けど、ちょっとしつこい(^^;

映画のクライマックスの見せ方も、めっちゃ面白いが引っ張りすぎて、ちょっとしつこい(^^;;

まさに、全編にわたりタイカ・ワイティティ節が繰り広げられる楽しくて後味の良い映画。「なんかさっぱりと楽しい映画はないかな?」って時にうってつけの一作ですが、コクはないかなぁ…。割とあっさりした仕上がりです。とても面白い良い話なんだけど。

一般公開は、2024年2月23日から。

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