【ゆる小話】一周回ってアナログになった話
ご無沙汰しております。たけやぶちゃんでございます。
振り返ると最後に更新したのが11月。
いつの間にか季節が変わり、年が明け、年度末がやってきました。
新型コロナウイルスのきめ影響は色々なところに蔓延っていて、休職からの退職コンボをキメた私にとってはなかなか波のある生活を送る羽目になりました。
(現在の状況については、同じような境遇の方の参考になればいいなと思うので、備忘録という形でまた投稿します。)
割と引きこもりな私でしたが、友人と気軽にご飯やお茶をしに外出できなくなったり、地元の家族や友人になかなか会えなかったり・・・。
自ら望んで引きこもるのと強制的に引きこもらざるを得ない状況は似ているようで天と地ほど差があるな~と実感しておりました。
友人や家族とよくオンラインで通話したりはしていましたが、やっぱり直接会うのと比較すると、ちょっと味気ないというか・・・
というわけで、最近よく人にお手紙を出すようになりました。
お誕生日はもちろん、ちょっとした季節の変わり目やイベントごとの際に、ポストカードやメッセージカードを出しています。
今まではいつでも会える!という状況だったので、とりあえずまずはLINEなどで「お誕生日おめでとう!」と伝えていましたが、なかなか会えない状況下でそれだけだとちょっと味気ないかな?と思ったのがきっかけのひとつ。
もうひとつのきっかけは、父から万年筆をプレゼントされたこと。
万年筆って今まで雲の上の存在だったので、かっこいいなぁとは思いつつ指をくわえて見ていたのですが、思ったよりも使いやすい!
インクもいろんなカラーがあって、用途別に使い分けができるのも楽しいし、何より使っていて大人!という感じがして自然と背が伸びます。
ちなみに、インクをお探しの方で横浜に足を伸ばせる方は、ぜひ伊東屋の横浜元町店を訪れてみてください。
店舗の3階の奥にバーカウンターのようなエリアがあるのですが、なんと伊東屋オリジナルのインクをその場で調合して瓶に詰めてくれるサービスがあるのです!
仕事でも使いやすい黒や青だけでなく、遊び心のあるカラフルなカラー(名前も素敵!)もあるので、毎回選ぶところから楽しい。黒や青も色んなバリエーションがあるので、カラフルなのは使わないよ!という方も楽しめると思います。
私が持っている万年筆はコンバーターで瓶のインクも使えるので、たまに色を変えて使っています。
ただペン先を洗ったり水に漬けておくのが面倒なので、せっかくならガラスペンデビューしようかな~。
ガラスペンも色んな種類があって、とっても可愛い!お値段可愛くないものもあるけど。
ちなみにインクといえば、銀座の蔦屋書店から琳派をイメージしたインクが3種発売になるのですが、発売日の4/1に店舗に行けなさそうなので予約しようか考えています。ラメが素敵!
インクの話にやや脱線しましたが、人からもらう手紙って、結構うれしいものだと思います。
手紙を書くときってちょっと時間がかかるじゃないですか。その手間を惜しまず自分のために時間を使ってくれたんだな~となんだか嬉しくなります。
もちろんLINE等でメッセージをもらうのも嬉しいし、タイムリーに話ができるので、目的によって使い分けするといいかもですね。
「手紙」というとちょっとハードルが高いですが、ちょっと素敵なポストカード(美術館に行ったときに気に入って買ったけど飾らずそのままなポストカードとか笑)や便箋に一言「元気?」とかでも、親しい人からなら結構うれしいんじゃないかな。
新しいペンやインクを買ったので見せたくて!なんてお手紙も、楽しいかもしれません。以前友人からもらったお手紙で、「この便箋、とってもたけやぶちゃんっぽいから買っちゃった!せっかくなのでお手紙かきました!」と書かれていて、本当にちょっとしたことだけどうれしくなりました。
(ここで発生するつい素敵なレターセットやカード、切手などを見かけると購入してコレクションする困った癖・・・笑)
もし最近人にお手紙書いてないな~という方、一言でも大切な方へ送ってみてはいかがでしょうか。
たけやぶちゃんでした。