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関西国際空港のANAラウンジについて

先月の台湾旅行の往路、関西国際空港からエバー航空のフライトに搭乗した際、関西国際空港のANAラウンジを利用する機会に恵まれました。
遅ればせながら、その時のレポートを綴らせていただきます。


関西国際空港のANAラウンジについて

関西国際空港のANAラウンジは、2024年8月現在国際線の制限エリアに1箇所のみ設けられています。
設置場所は国際線北ウイング15番搭乗口の真向かいで、基本的にはスターアライアンス加盟航空会社各社及び山東航空の上級クラス利用者、上記各社のフライトを利用するスターアライアンスゴールドメンバーが入室できます。

関西国際空港ANAラウンジのエントランス

なお、近年になり、プライオリティパス保有者もこちらのANAラウンジに入室できるようになりました。
ただし、プライオリティパス提示での入室は午前11時以降と時間帯が限定されており、さらに混雑時には入室制限を実施することもあるということで、利用の際には注意が必要です。

ANAラウンジ受付の注意書き

フード・ドリンクのラインナップ

東京国際空港・成田国際空港のラウンジと比べるとどうしても品数は少なくなりましたが、名物のチキンカレーを筆頭に最低限のフードメニューが揃っていました。

フードコーナー
紅茶も充実しています
おにぎり2種類といなり寿司
塩焼きそばと肉団子

また、冷蔵庫の中にはトマトジュースや牛乳と並んで、一口サイズに小分けされたサラダやANAオリジナルドレッシング、チーズが用意されていました。

連休中ということもあり、ソファー席は満席の状況。
それでも窓側のカウンター席に空席を見つけ、どうにか座ることはできました。充電用のコンセントもあるので、スマートフォンの充電もできるので助かります。
何はともあれ、名物のチキンカレー、サラダ、おにぎり、いなり寿司、チーズを肴に、生ビールで台湾への旅立ちに乾杯です。

白ワイントマトジュース、塩焼きそば、肉団子、ポークビーンズもいただきました。トマトジュースは、国内線のラウンジで飲む時と同様、塩コショウとレモン、タバスコで味を整えていただきます。

その他内部の様子

窓側の座席からは、北ウイングの駐機場にいる国際線の旅客機を撮影することができます。
写真はタイベトジェットエアのエアバスA321。

壁面には出発便案内のモニターが設置されており、乗り遅れや遅延の防止に役立っています。

関西国際空港第1ターミナル国際線ラウンジの今後

コロナ前に利用した時と比べて、フードやアルコール類のラインナップが若干減ってはいるものの、それでも美味しいものが一通り揃っており、落ち着いて過ごすことのできる関西国際空港のANAラウンジ
今後も愛用したいと思っていたところなのですが、ここで心配な話題が入ってきました。

詳細は上記リンクの通りですが、関西国際空港を運営している関西エアポートでは2025年春を目処に第1ターミナルの国際線ラウンジを3階出国審査場出口付近のプレミアムラウンジ・ビジネスラウンジに集約する予定だとのことです。
これに伴い、ANAラウンジやJALサクララウンジ、大韓航空のKALラウンジなど現在存在する7つの国際線ラウンジがどのような扱いになるのか、現時点では関西エアポートからも航空会社側からもリリースは出ていません。
新しく設置されるプレミアムラウンジ・ビジネスラウンジが従来のラウンジより広く、フード・ドリンクとも充実し、トランジットでの長時間滞在にも対応できる設備ならば良いのですが、長く慣れ親しんだANAやJAL、大韓航空ならではの特色を生かしたラウンジサービスも引き続き利用することができればというところです。
※TRAICY編集部様の元記事の修正に伴い、記事内容を一部修正しました。

このラウンジの集約及び統廃合に関しての雑感は、また日を改めてお届けしようと思います。


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