2024年シーズンのセレッソ大阪の観戦記録を振り返る
◆はじめに
上の記事で書かせていただいたように、2023年シーズンより縁あって、ヴィッセル神戸と合わせてセレッソ大阪を応援するようになった小生ですが、今日は2024年シーズンの現地観戦2試合について簡単に振り返ろうと思います。
◆現地観戦2試合の概略
2024年シーズンは本拠地・ヨドコウ桜スタジアムで2試合現地観戦を楽しみました。現地観戦の戦績は2勝0敗。いずれも見ごたえのあるゲームでした。
■3月9日(土)(第3節)対東京ヴェルディ戦
本拠地開幕戦となった第1節のFC東京戦(2月24日)は、日程が旅行と重なったため参戦を見合せ。
久しぶりに会うヴェルディサポの知人が遠征してくるということで、第3節のヴェルディ戦でようやく今季初の現地観戦が叶いました。
ヴェルディは2024年シーズン、久々のJ1リーグ復帰を果たしたところで、J1リーグでこのカードが観られるのも久しぶりです。東京から駆け付けたマスコットのリヴェルンくん、ヴェルディくんも人気を集めていました。
試合は前半42分に香川真司選手(背番号8)のヘディングシュートでセレッソが先制するも、後半開始早々に木村勇大選手(背番号20)のゴールで同点となります。
その後、後半20分にヴェルディの稲見哲行選手(背番号17)が2枚目のイエローカードで退場。セレッソは数的優位に立ちますが、均衡した状態が続きます。
均衡が破れたのは、後半アディショナルタイムのこと。
途中出場のレオセアラ選手(背番号9)が、自ら獲得したPKを決め2-1。
終了間際に貴重な勝ち点3を手にしました。
終了時に城福浩監督が退場するという一波乱はありましたが、ヴェルディはなかなか手強いチームだという印象を受けました。
ヴェルディはこの試合を含め、関西の4クラブと計8試合を戦うことになりましたが、最終的な戦績は1勝6分1敗でした。
なお、この日の試合にはタレントのゆうちゃみさん、「SASUKE」の山田勝己さんがゲストとして登場。セレッソの主催試合には毎回豪華なゲストが登場するので、ぜひ一度観戦をお勧めします。
■4月13日(土)(第8節)対川崎フロンターレ戦
第8節のフロンターレ戦は、長年セレッソのスポンサーを務めているCAPCOMのゲーム「モンスターハンター」とのコラボ試合として開催されました。
コラボユニフォームが枚数限定で配布されるとのことで、毎熊晟矢選手(背番号2)を起用した広告をネットで見かけた私は、気がつけばバックスタンドのチケットを購入していました。
フロンターレは今季から加入した登里享平選手(背番号6)が長年所属したクラブというわけで、移籍後初の古巣との対戦としても注目されたこのカード。
不動の守護神であるキムジンヒョン選手(背番号21)が幾度もピンチを凌いでくれましたが、フロンターレのGKチョンソンリョン選手(背番号1)もセレッソ選手のシュートをことごとく防ぎ、前半は0-0で折り返します。
後半25分にレオセアラ選手がヘディングシュートを決め、これが決勝点となり1-0でセレッソが勝利。開幕8戦負けなしで単独首位に躍り出ました。
この月の快進撃が評価され、小菊昭雄監督は4月の月間優秀監督賞を受賞しています。
◆おわりに
チーム発足30周年のアニバーサリーイヤーに優勝をという合言葉で、2024年シーズンに臨んだセレッソでしたが、4月21日の第9節・名古屋グランパス戦で敗戦して以降は思うように勝てなくなり、苦しい戦いを強いられることになりました。
特に、5月6日の第12節・ガンバ大阪戦で、攻守を繋いでいた登里選手、毎熊選手が負傷離脱したことは大きな痛手でした。
日本代表にも選出されている毎熊選手ですが、その後6月にオランダのAZアルクマールへと移籍することになり、大勢のサポーターに送り出されて旅立っています。
序盤戦の優勝争いから一転苦戦ムードとなり、最終的な順位は10位。
浮き沈みの激しいシーズンではありましたが、来季こそはアーサー=パパス新監督のもと、上位争いから脱落せずチーム初のレギュラーシーズン優勝を狙って欲しいものです。