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(祝)ファジアーノ岡山J1リーグ昇格

2024年シーズンの明治安田J2リーグですが、J1リーグへの昇格枠は3チーム。
すでに優勝チームの清水エスパルス、2位の横浜FCがJ1リーグへの自動昇格を決めており、残る1枠を3位のV・ファーレン長崎、4位のモンテディオ山形、5位のファジアーノ岡山、6位のベガルタ仙台によるプレーオフで決定することになっていました。

関西在住の私としては、関西圏から日帰りでの遠征が可能な岡山市に本拠地を置くファジアーノがJ1リーグに昇格して欲しいと常々思っていたのですが、その願いに応えるかのように11月30日(土)のプレーオフ準決勝でモンテディオ相手に3-0で勝利、12月7日(土)に本拠地シティライトスタジアム(岡山県総合グランド陸上競技場)にベガルタを迎えて決勝戦を戦うことになりました。

そして本日実施された決勝戦の結果は2-0でファジアーノの勝利。2009年のJ2リーグ初参戦以来苦節16年の末、悲願のJ1昇格を勝ち取りました。
岡山駅には祝賀のポスターが掲示されたり、地元百貨店や量販店では記念のセールが実施されるなど、盛り上がりは最高潮のようです。

思い起こせば、ファジアーノの前身である倉敷市の社会人チーム「リバー・フリー・キッカーズ」は、同じく倉敷市に本拠地を置き、のちにヴィッセル神戸の母体となった川崎製鉄水島サッカー部のOBにより結成された歴史を持つ球団で、それゆえ現在ヴィッセルを応援している私からすればある意味縁のあるクラブと言えます。
また、ファジアーノ木山隆之監督は、筑波大学卒業後の1994年にガンバ大阪に加入、1997年までガンバでプレーした経歴の持ち主で、当時ガンバを応援していた私としては馴染みの深い選手の一人でした。しかも、木山監督の出身地は私の実家にほど近い兵庫県伊丹市というわけで、なおさら親近感を覚えます。

長くなりましたが、ファジアーノ岡山の皆様、J1リーグ昇格おめでとうございます。
私にとって決して浅くない縁のある球団ということもあるので、本拠地JFE晴れの国スタジアム(注)での試合になるか、関西での試合になるかは分かりませんが、素晴らしい試合ができることを楽しみにしています。

(注)岡山県総合グランド陸上競技場の愛称は2024年現在は「シティライトスタジアム」ですが、2025年シーズンよりネーミングライツの更新により愛称を変更することが決まっています。

「ファジアーノ岡山」ラッピングのJR西日本115系(2019年)

さて、明日はJ1リーグの最終節全10試合が開催されます。
優勝争いはヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、町田ゼルビアの3チームに絞られており、我らがヴィッセルとしては何としても本拠地最終戦のラスト90分で湘南ベルマーレを下し、リーグ連覇を成し遂げるのみです。

【追伸】
同じ12月7日(土)には、J2リーグ昇格プレーオフJ3リーグ・JFL入れ替え戦が開催され、カターレ富山がJ2リーグへの昇格(復帰)を、高知ユナイテッドSCがJ3リーグへの昇格を決めています。
カターレ富山の皆様、高知ユナイテッドSCの皆様もおめでとうございます。


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