Gの気持ち

カブトムシかなにかが網戸にドスンドスンとぶつかっている蒸し暑い夜だ。

自然界の様々な事柄に言えることだと思うが表と裏がある茶道界と似たようなものかと思えば全く違うと思うわからんけども。

こちらに戻って暮らし始めた年はカブトムシがやたらと捕れたというか部屋に飛び込んできた。

せっかくなので色々と買い揃えて飼ってみようと試みたことがある。

高校生の頃にも同じようなことがあって雄一匹五百円、つがい八百円かなんかで結構売れた。

同級生の家の八百屋の店先に置いてもらっていたのだけど売れることが楽しかった沢山の蚊に刺されながら頑張った甲斐があったと思った商売って楽しいと思った。

それはそうとGである。

いったいどうしてあそこまで嫌われるのだろうか?金にモノを言わせて有力選手を集めるからでは決してないとは思うしG違いとしてイトイさんやトクミツさんらG党と呼ばれる人たちに強く抗議を受けそうな気がする気のせいかもしれない。

なぜか深夜の台所に現れるんですよ。

ほとんどの個体はコソコソとどこかに隠れることが多い様な気がしますが時折攻撃的な個体も存在する様で人間の顔あたりを狙って飛んできます噛んだりはしないと思いますが結構怖いものです。

よくない細菌かなんかを運搬しているのかもしれませんがとりあえず戸棚の中などに糞をするのは困りますしなんだか妙に沢山居るのが困りものというか繁殖力が物凄く高い様なのです。

退治の方法のひとつに叩き潰すというものもありますが万が一その個体が雌で卵を抱えている可能性が排除出来ない場合は危険です沢山の卵がそこら中に飛び散ります本当に凄い量ですから想像するだけでも気持ち悪くなることでしょう。

彼らはいまや活動期間を伸ばしつつあると思われる。

自慢じゃないがうちは冬でも出る。

確実に性能を向上している彼らに最早我々の勝ち目はないだろう。

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