プロフィール
武内和人(TAKEUCHI Kazuto)
1987年大阪府生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了(国際公共政策博士)。専門分野は安全保障研究、軍事理論、日本政治。大学では政治学科目を担当。
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武内和人という名前は筆名です。この筆名で行っている活動は勤務先とは一切関係ありません。あらかじめご了承ください。
『基礎から学ぶ軍事学入門』
現代軍事学の内容を一から分かりやすく解説する記事を書いています。2022年にロシアによるウクライナ侵略が始まってから、軍事学がどのような学問であるのかを知って頂き、戦争と平和について考えるための基礎教養を高めることが喫緊の課題ではないかと考え、企画いたしました。まだまだ先が長いのですが、自分の軍事学に対する知識を整理する上でも力を入れているシリーズです。
政治学・国際関係
2022年のウクライナに対してロシアが武力攻撃を加えたことを受けて、その理由を政治学の研究成果でどのように説明できるのかを解説する記事をVoiceに寄稿いたしました。ロシアのような権威主義体制で政権がどのように維持されているのかを理解したい方に向けた内容になっています。
地政学と日本の安全保障
現代の世界情勢に関するもので、日本の安全保障に関する記事も出しています。
軍事学の古典・名著のシリーズ
Amazonで電子書籍として軍事学の古典・名著の翻訳を販売しています。KindleDirectPublishingを利用し、電子書籍でのみ出版しているので、紙媒体では出していないことをご了承ください。『ナポレオン軍事箴言集』は普通に読み物として楽しめると思います。また少し専門的な『戦争術の大原則』に比べれば、『ゲリラ戦の科学』は比較的手軽に読めると思います。『遊撃戦の規則』は少し認知度で劣るかもしれませんが、18世紀のゲリラ戦の考え方が分かる興味深い内容です。『中隊将校のための100のヒント』は第一次世界大戦当時のオーストラリア軍における教育訓練に関する翻訳資料であり、『陸軍大学校』は19世紀のプロイセン陸軍における高級将校の教育制度に関する翻訳資料です。ランチェスターの「集中の原則」は第一次世界大戦の経験を踏まえて、戦闘の数理を明らかにした初期の研究成果として有名です。
戦術学を学ぶ
軍事学の中でも戦闘における戦力の配備、機動、運用について考察する領域を戦術学といいます。専門的な分野ではありますが、軍事に対する理解を深める上で大変興味深い領域です。防御戦闘の戦術を小説の形式で解説した著作『愚者の渡しの守り』の翻訳を出したことがあり、その設定を使って攻撃戦闘の戦術を扱ったオリジナルの小説『隊長コップは三度死ぬ』も配信しています。それ以外にも戦術に関するコンテンツとして『演習問題で学ぶ戦術学入門』がありますが、こちらは問題集のような形式となっており、小説仕立てではありません。
大学教育のためのゲーム
大学で政治学を教える際に有用なゲームのルールを紹介しています。授業の目的や受講生の属性、規模などによって手直しが必要になると思いますが、大学教育に携わる方々には授業改善のヒントになるのではないかと思います。