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「恥をかいても死ぬわけじゃない」ビジネスコミュニティに飛び込むときの私流の心構え。

外の世界に飛び込んで、会社に還元することや、メンバーの才能を爆発させるきっかけを提供することが、私の今の役割であるというお話を以前このnoteで書きました。

ありがたいことに、これまでさまざまなイベントや交流の場に参加し、多くの方とご縁をいただいています。

過去には、大手建材メーカーの管理職の方と名刺交換させていただいたご縁で、ディベロッパー向けの商品開発のプロジェクトを実施したこともありました。 建材業界は規模も大きく、商流も違います。でも、そういった異業種のコミュニティに臆せず飛び込んで関係性を構築し、情報やチャンスを社内に持ち帰ってビジネスのきっかけを作り出すことができると、自分の役割を果たすことができているのかな思います。

ゴム製品メーカーのヒラタ株式会社さまとのご縁でスポンサーをされているラジオ番組にご招待いただきました。

とはいえ新しい場所に飛び込む前はビビるんです

実は、そういうビジネスの交流の場に行く前は毎度ビビっているし、行きたくないな…と思うこともあります。

今の私の役割なのだから、どんどん外の世界に飛び込んで、新たなコネクションやビジネスチャンスを会社に持ち帰らなければならない。けれどビジネスの場は、小さな企業の社長が何もせずに立っているだけでチヤホヤされる場所でもなければ、自分の思い通りに事が運ぶ心地のよい空間でもありません。

そんな場所へ自ら突っ込んでいくのはやっぱり臆病にもなります。
そういう時は大抵、行かなくていい理由を並べて夫に相談するのですが、毎回決まって

「行けばいいじゃん。別にそこで失敗しても失うものなんかないんだから。」

と背中を押すというより、崖の上から突き落とされる形で送り出されることになるのです。

確かに、どれだけ私が恥をかいても傷ついても物理的に死ぬわけではない。
最後は自分で腹を括って、えいやと崖の上から飛びおりてみる。


道具は持たず、ありのまま異星人であろう

ただし、そんな風にコミュニティの中に飛び込んで、いろんな方とお話させていただくときは、どれだけビビっていたとしても、無理に知識で武装して対等になろうとせず、ありのままの自分で飛び込むことを意識しています。

どうしても、関係性を築きたいと思えば思うほど、関係を築くにふさわしい存在になろうと、自分大きく見せがちです。でも、実態の私は小さな企業のまだまだ歴も浅い社長。業界に精通している訳でも、影響力があるわけでもありません。一夜漬けの知識はすぐに見抜かれ、相手にする価値はないという判断になります。

そんな私でも相手にしていただける理由があるとすれば、「なんか色々チャレンジしてるつっぱり棒メーカーの若手社長」という異星人さ
その異星人が業界の外の世界から見た、中からは見落としがちな着眼点が、私がビジネスの世界で提供できる価値だと思っています。

なので、無理に対等になるための虚勢は張らず、思ったことをお話しするように努めています。

その価値を作り出すために異星人であり続けることも、着眼点を見つけることも、ある意味プレッシャーではあるんですけどね。

えいやーで飛び込んでD2Csummitという場違いなイベントにも登壇させていただきました

飛び込んだ先は崖の底か、それとも…

色々、ビビっているだの崖の上から飛び降りるだのネガティブなことも書きましたが、参加してみれば結局、「楽しかったな。」「やっぱり行ってよかったな。」と思うことの方が大抵です。(だから夫も「行けばいいじゃん」というのだと思う)

新たなコネクションやビジネスチャンスだけでなく、気付きも、自社の課題も、いい意味で悔しいという思いも含めて得られるものがたくさんあり、毎度たくさんのものを抱えて会社に帰っています。

ありのままで勇気を出して飛び込んでみれば、そこは崖の底でも落とし穴でもなく、目指す目的地の途中にある、ちょっとした段差だったことに気づくのです。

これからも日本中、世界中の新しい世界に飛び込んで、いろんなものを会社の中に還元していきたい。

これまで出会った皆様も、これから出会う皆様も、どうぞよろしくお願いします。

じゃあ毎度行きたくないなんて言うな!ですが・・・(ビビるものはビビるんだよ…)

いろんなご縁でフライパン屋さんとも懇意にしていただいております

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