見出し画像

1/10、1/22 活動報告

なぜ里山を整備するのでしょうか?

この場所も昔は里山として日々の生活に必要不可欠なものでした。

里山からは、

燃料として調理や暖房に使う薪や炭
田畑に入れる肥料
たけのこ、きのこや山菜の食料
農具や生活用具
現金や食料となるクマやシカなどの哺乳動物、魚や鳥
豊かで清涼な水

などを得ることができました。


戦後70年から現在までに、労働の意味の変化があったと感じます。
GDPの向上、経済的価値のための労働となり、経済的価値を重視して生きることが幸せという価値観。
戦後、復興のための経済を建て直し、生産性を上げることが不可避となりました。  


専業主婦は労働ではない、育児も、介護も重要な労働とは言えない。
年収は高い方が幸せ。どの大学を出て、どの会社に勤めているかが社会的ステイタス。
費用対効果で表せないものは価値ではない(高度経済成長期の論理)


しかし、その生活もまた変わろうとしています。
子どもたちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く。
今後10~20年程度で、約50%の仕事が自動化される可能性が高く、
2030年までには、週15時間程度働けば済むようになると言われています。


縄文時代から1万年、いったい人々の暮らしは何が変わらなかったでしょうか?


それは自然の成長量に合わせた暮らし、自然の利息で暮らすその知恵と心だと思います。


さて、前置きが長くなりましたが、前回に引き続きデッキの作成と、ここまで登ってくるための道に階段を作りました。

竹のデッキを作っていると、だんだんと参加してくれる方が増えてきました。

画像2

デッキで遊ぶ子どもも見られます。

子どもは高いところが好きですよね。

画像3

子どもたちが幸せに生きるために、私たちは何をすべきでしょうか。

迷惑といわれる竹から、何ができるか、まずは自分たちが楽しみながら作っていきたいと思います。

(みの)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?