ソーシャルビジネスを興す⑤
まいど、株式会社TAKESUMIの代表取締役社長の小松です。
当社では、「竹害」から日本の里山を守るため、ソーシャルビジネスとして、日本の最高級の竹炭を用いたD2Cブランド・竹炭インテリア「TAKESUMI」を展開する竹炭インテリア事業を行っています。
前回に記載しました「どのようなビジネスモデルで、その社会課題を解決するか」の続きを記載したいと思います。
「TAKESUMI STORY」のnoteの記載からも分かるとおり、私は、日本のソーシャルセクターは、社会性に甘えすぎていると考えています。
もちろん、社会性があることは素晴らしいことだと思いますし、社会課題の解決のために一歩踏み出した勇気あるリーダーは尊敬に値する存在だと思います。
とはいえ、無報酬のボランティアがいないと成り立たない、多額の寄付がないと成り立たない、行政からの助成金や補助金がないと成り立たないでは、サスティナブルな社会活動とは言えません。
世の中の誰かの「善意」がなくとも、社会活動の解決のための活動がまわるようにするために、もっともっと頭を使わなければならないと思います。
私は、ライフワークとして、リーダーシップを広めたい、次の世代のリーダーを育てたいと考えており、よくこのような話をさせていただきます。
リーダーは、フォロワーが熱狂するような夢や希望を持たなければなりませんが、同じように、お金・地位・名誉など極めて人間らしい欲望など現実的な問題から目を背けてはならないと思います。
本気で、社会課題を解決したいと思うならば、現実的な問題と向き合わなければなりません。
現実的な問題を解決するには、多くの場合シンプルで、お客様に喜ばれ、求められ、売上があがるようなビジネスモデルを創るしかありません。
お金を忌み嫌ってはならないのです。お金はやはり使いようなのです。
ビジネスモデルの創り方については、今は情報があふれています。MBA(経営学修士)で習うような知識も、2,000円~3,000円あれば新刊を買うことできます。
社会課題の解決をしたいという想いは、ソーシャルビジネスにおいて、一丁目一番地の事柄であるものの、想いと切り分けて、ぜひとも冷静・冷徹にそろばんをはじいてビジネスモデルを創り上げてもらいたいと思います。
<ご紹介>
ECサイト「祝い竹炭」 胡蝶蘭など祝い花のような贈答品用の竹炭インテリア
ECサイト「飾り竹炭」 ご家庭やオフィスに置くことができる竹炭インテリア