![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36128668/rectangle_large_type_2_b4ff757590fe4975c5e468acffb8b5fd.jpeg?width=1200)
竹害という社会的課題⑧
まいど、株式会社TAKESUMIの代表取締役社長の小松です。
当社では、「竹害」から日本の里山を守るため、ソーシャルビジネスとして、日本の最高級の竹炭を用いたD2Cブランド・竹炭インテリア「TAKESUMI」を展開する竹炭インテリア事業を行っています。
8回にわたり「竹害」という社会的課題をご紹介してきましたが、ご興味を持っていただけましたでしょうか?
ソーシャルビジネスとして展開している竹炭インテリア「TAKESUMI」は、この「竹害」の課題解決をテーマに、竹炭インテリア事業を展開させていただいています。
私たちとしては、「竹害」は、(1)社会的認知度の低さ、(2)今後、日本の人口減によってますます進むであろう放置竹林問題、(3)本来あった生態系を守るという世界的に見ても先進的な取組みである点などの観点から、非常に挑戦しがいのある社会課題だと考えています。
また、何といっても「竹害」は、現時点で、実際に「竹害」の被害に遭われている方もいる、目の前の社会問題でもあるのです。
今回一連のnoteを記載させていただいて気が付いた点があります。
「竹害」自体の定義をもっとアップデートする必要があると思います。
生態系の観点からの被害、より直接的な住宅被害などを分けて論じる必要があるかと思います。なお、wikipediaによれば、「竹害」は「竹害(ちくがい)とは、かつて筍を採るために栽培されていた孟宗竹の竹林が放置された結果、周囲の植生に孟宗竹が無秩序に侵入する現象のことである。」と定義されています。
社会的認知度の低さについては、一般の人の感覚では、日本のもともとも森林が竹林に置き換わったとしても、「最近は竹が多いな。増えたな」ぐらいの感覚なのだと思います。
そのため、実際に住宅被害に遭われたような方であったり、林業を営まれている方であったりなどの人以外には、まだまだ「竹害」は身近な存在ではないのかもしれません。
放置竹林の問題については、今後、日本の人口減は確実なことから、特に地方の森林管理、放置竹林問題は進むものと考えています。
本来あった生態系を守るという取組みについては、先進国の日本ですら、”エコ意識”の高い人にしかアクションまで繋がっていないものと思います。
私たちとしては「竹害」という社会課題を、竹炭インテリア事業を通じて、PRして、より多くの人々に理解してもらいたいと考えています。
継続して情報発信をしてまいりますので、ぜひとも今後とも竹炭インテリア「TAKESUMI」をよろしくお願いします!
<ご紹介>
ECサイト「祝い竹炭」 胡蝶蘭など祝い花のような贈答品用の竹炭インテリア
ECサイト「飾り竹炭」 ご家庭やオフィスに置くことができる竹炭インテリア