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Why? TAKEUSMI①&②
※ 本稿は「Why? TAKESUMI①」及び「Why? TAKESUMI②」を元に、一部加筆修正を加えて記載しています。
まいど、株式会社TAKESUMIの代表取締役社長の小松です。
今日はなぜ私がTAKESUMIに関わるようになったかについてお話したいと思います。
私は、20代の時は、静岡県伊東市にある伊豆シャボテン公園グループの企業再生の仕事や上場企業の代表取締役社長などをしていて、30代前半で経営支援を行う株式会社スーツという経営コンサルティング会社を立ち上げました。現在では、主にスタートアップ企業や中小・中堅企業のビジネス構築から資金調達まで経営全般の支援をしています。
そのため、とても多くの友人・知人に「なぜ竹炭インテリアとか作っているの?」、「なぜ竹炭でビジネスしているの?」、「さすがに竹炭インテリアは遊びでしょ!?」ということ言われます。
竹炭クリエーター 南 眞紀との出会い
今の会社を立ち上げて、たまたま前職の時から縁のあったデザイナーの南(現在の株式会社TAKESUMI代表取締役副社長)と世間話をしていたら、「実は私は20年前から竹炭インテリアを作っていて、本当はそれ一本で食べていきたい。」という話を伺いました。
正直なところ、最初は、「竹炭インテリア?なんじゃそりゃ?」といったカンジでしたが、これが話を聞いてみるとなかなか面白い。
<南の話のまとめ>
1.竹炭には、消臭効果、抗菌効果(滅菌ではなく抑制)、調湿(湿度調整)、電磁波の吸着などの科学的効果がある。
2.炭文化は、日本の文化でもあって、平安時代から使われている。
3.竹炭は、炭焼き職人によって、竹を焼いて作られている。
4.竹炭は、ビジネスとしても、20年前ぐらいに一世を風靡した。
5.現在、消臭効果を前面に出した粉砕炭は、100円ショップで販売されている。
6.「竹害」という社会的課題があって、成長が著しく早い竹に、日本の里山が侵食されていっており、日本の農村の原風景が失われようとしている。
7.炭は風水で運気がいいと言われており、中国人から大人気。
南から上記のような話を聞いて、私は企業経営のプロとして、「これは世のため人のためになるだけでなく、ビジネスとしてもなんとかなるかも!?」と思ったのです。
私が、竹炭インテリアが、企業経営の観点でなんとかなるかも!?と思った理由は、(1)(非科学ではなく、大学教授の研究結果に基づく)竹炭には科学的効能がしっかりとあって、(2)既に一般消費者からの認知が高く(しかも、中国人からすると「風水の縁起物」としても認知されている。)、(3)何より日本の文化、炭焼き職人、そして、「竹害」という社会的課題の解決というストーリーがあるからでした。
さらに、南に話を聞くと、昔、赤坂で竹炭関連グッズを取り扱う店舗を出していたこと、ハイエンドなホテルの全室に「1点モノ」の竹炭インテリアを入れたことがあったり、高級レストランのエントランスに大きな竹炭インテリアを飾ったことがあったりするなど、竹炭が流行ったときのお話も確認できました(ちなみに、南は、竹炭に関する本まで出している。)。
この事業をビジネスとして成立させるためにはどうすればいいか。
追加で3つ情報を確認する必要がありました。
1.竹炭インテリアを、標準化して、工業製品化できないか?
2.竹炭インテリアなど祝い花の市場規模はどれぐらいなのか?
3.お客様は誰で、お客様から受け入れられる価格はいくらで、お客様の活用シーンは何なのか?ニーズがあるのか?
次回はこの3つについて説明をしたいと思います。(つづく)
<ご紹介>
ECサイト「祝い竹炭」 胡蝶蘭など祝い花のような贈答品用の竹炭インテリア
ECサイト「飾り竹炭」 ご家庭やオフィスに置くことができる竹炭インテリア
株式会社TAKESUMI 代表取締役社長 小松 裕介
2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、JASDAQ上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2016年1月に株式会社TAKESUMI設立と同時に代表取締役社長に就任。2016年4月より総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師。2019年6月より国土交通省PPPサポーター。