【自己】好きなひととき・苦手なこと(2024秋)
最近は、『ユニオンアリーナ』で遊んだり『仮面ライダージオウ』の鑑賞等々、楽しいことで時間が満たされていることが多いので少ないのですが、時折不安や空虚感を感じることがあります。
これは、そこまで特別なことではなく、
・20代〜30代前半時に持っていた、わかりやすい目標みたいなものがないこと
・体調不良を感じやすくなったこと
等々、年齢や生活環境によって、誰しもが感じやすくなる時期があるものだと思っています。
俗にいう『中年の危機』というものかと。
ですが、このような負の感覚を感じても芯の部分はブレない自分でいたいと思い、noteで自分のことを整理し、自分を知ることが必要なのではないかと考えました。
そんな自分を知ることとして、『好きなひととき』と『苦手なこと』を整理してみようと思います。
好きなひととき
①好きな人(家族・友人・恩師)との会話や食事
当たり前かもしれませんが好きな人と一緒にいる時は、楽しく、幸せな気分になります。
ですが、一緒にいる時絶えず楽しく、幸せかというと、お互い人間ですからそうではない時があるのも、また事実です。
そんな中、会話をしている時と食事をしている時は、より楽しく、幸せな気分になりやすいと思っています。
好きな人=ある程度話が合う人ですから、会話をしていると、「この人なら、そうそう、こうゆう答えが返ってくるよね」から「この話、こんな風に展開していくんだ」まで、安心も意外性もあり、会話は飽きることがありません。
そして、食事をしていると、自然と食べ物という話のネタが一つ増えますし、会話も盛り上がりやすい傾向にあります。
妻との毎日の食事やお茶の時間、親や兄弟との久しぶりの食事、友人・恩師との久方ぶりの飲み会、そのどれもが楽しく、「あぁ…、幸せだなぁ」と思うひとときです。
②趣味に没頭している時間
趣味に没頭している時間は、時間を忘れ、気づくと「えっ?もうこんな時間?」と驚かされることがよくあります。
『ゲーム』『カードゲームの対戦や1人回し』『プラモデル作成』『音楽鑑賞』『カラオケ』『歌いたい歌の歌詞研究』『文章書き』、これらは時間が溶けたのではないかと思わされます。
『アニメ・ドラマ・特撮・映画鑑賞』のような動画の鑑賞は、一つが何分・何時間と決まってることが多いので、「もうこんな時間?」とはなりませんが、「えっ?もう終わりなの?」と思わされるほど、時間の短縮を感じることが多々あります。
こんな時の充実感は、他には変え難いもので、程よい疲れがあるものの、仕事や何かやらなければいけないことを完全に忘れるので、ストレス軽減にも繋がっているのだと思います。
この文章を書いている今この時も楽しく充実した時間を過ごさせていただいています。
③ゆっくりと歩いている時
がっつりインドア派な私は、休日も必要な買い物以外外出をしない時が多いですが、時折散歩をしたりします。
散歩じゃなくても、仕事や生活の中で、「あっ、今自分ゆっくり歩けてる。」とふと気づく時があります。
ゆっくり歩けている=心の落ち着きを感じ、出来るだけこのテンポ感で生活を送りたいと感じます。
苦手なこと
①急いでいる時、急がされている時、焦っている時
急がされている時や焦っている時が好きな人はなかなかいないかなとは思うのですが、例えば仕事でリミットが迫っていて、そのリミットを達成させるために能動的に急ぎ、そのリミットを達成出来た時に達成感を感じ、そうゆう『急ぐこと』は好きな方がいらっしゃるかもしれないと思っています。
その達成感は確かに感じ、一時的に満足感を感じたりはしますが、振り返ってみると、「あのテンポ感で頭を回す、身体を動かすことは、自分には合っていないな。」と感じます。
急げば間に合う電車や信号も、時間に余裕があれば、次まで待ちますし、急ぎたくないので、時間に余裕を持って動き、待ち合わせ等は、早めに着くことが多いです。
②待つ時間
待つ時間も好きな人はいないかなぁと思っています。そんなことはないかもしれませんが。
ただ、①で書いた通り、待ち合わせ等には、早めに着くことが多いので、外見上待っているように見える時間は人生の中で多い方かもしれません。
意識的にはその時間が待つ時間にならないように、『アプリゲーム』やら『音楽鑑賞』『読書』など、短い時間でも楽しめるものを行い、『待つ時間』ではなく、『楽しんでいる時間』に変えるように意識しています。
③予定変更
外的要因により予定が変更になることは、多くあります。
仕事なら仕方ありませんし、仕事の拘束時間はそもそも何をしていても仕事をしている時間なので、予定が変更になっても仕事の中の一つの出来事くらいにしか感じませんが(そもそも、そこまで仕事に楽しみや期待を求めていない)、プライベートで予定変更があると、一時的に自覚できるほど不機嫌になる自分がいます。
不機嫌になるといっても怒るなんてことは、もうアラフォーなのでそうそうありませんが、明らかに口数が減ってるし、その外的要因を引き起こした人と目を合わせなくなります。
次の予定に頭の中で組み替えるまで、そんな状態が続き、組み変わった後はその予定の通り動ければ、不機嫌だった自分を忘れたかのように普通に戻ります。(たぶん、戻れていると思います。)
この点については、不機嫌にならずにいれる方法を模索中です。
④退屈な時間
私の人生の中であまりない時間ではありますが、退屈な時間は過ごしたくないなと思ってしまいます。
やりたいことは山のようにあり、退屈な時間を過ごすくらいなら、その時間でやりたいことをやりたいと思い、人生の限りある時間の中の無駄な時間とカウントしてしまうのです。
やりたいことが山のようにあり、それをやっているので、退屈な時間はあまりないのですが、仕事でそんな時間が発生したことが人生の中で数回あります。
仕事としての拘束時間ですので、他にやりたいことがあってもやるわけにはいかないのですが、奇跡的に仕事が途切れることがあると、「こんな時間があるなら、帰ってあれやりたい」などと思ってしまいます。
なので、仕事でもスケジュールが開かないように出来る限り『成果品のクオリティを上げる』『関連性のある仕事を引き受ける』等をしていますが、そうすると、急がなくてはいけなくなり、また違うストレスを抱えることになる…。難しいことです。
⑤複数の音・声がする空間
音楽では、特にア・カペラの曲が好きだったりするので、そういう複数の声が一つの音楽として鳴っているのは好きなのですが、テレビの音と動画の音等全く別の複数の音・声がする空間が苦手です。
逆聖徳太子的な、聞き分けることも苦手としてはいますが、そういう音・声が続くと、イライラに直結します。
整理してみて
今回はそこまで具体的にではなく、漠然とした『好きなひととき』『苦手なこと』を整理してみました。
私は30代前半頃から、ある程度満足できる生活が出来ているという自覚がありながらも、何か「自分として完全体にはなれていない」という気持ちをずっと持ち続けていました。
冗談ではなく、ドラゴンボールの『セル』に、「セルはいいよなぁ。完全体になる方法がきっちり指し示されてるからなぁ…」と羨ましがったりもしています。
この文章は、書き始めてから、何週間か書けてゆっくり書いているのですが、『好きなひととき』を書きながら「あっ、こういう好きなひとときを過ごし幸せだと感じるために生きているのかもしれない」と思えましたし、「こういう好きなひとときを、どれだけ増やせるかを考えていけば、自ずと自分で自分を認められる、完全体の自分を見出せるのかも」とも感じました。
逆に『苦手なこと』を書いている時は、「これが自分のことを邪魔していることなのだな」と感じることができました。
この『苦手なこと』に触れている時間をできる限り少なくすることが、大切なのだと思います。
ですが、人と関わる上である程度は、この『苦手なこと』に触れる時間は発生してしまいます。
仕事をしている時は、ほぼ全ての時間が、この『苦手なこと』に触れている時間です。
『好きなひととき』に触れるためには、『お金』や『安定』が必要で、そのために仕事をすることは不可欠です。そうすると、自ずと『苦手なこと』に触れる時間が発生する。
なかなかに難しいものです。
ですが、きっと『好きなひととき』だけの生活になったら、「やらなきゃいけないことをやらずに、やりたいことばっかりやってる…」という不安が襲ってくるのだと思います。
なので、バランスなのだなと思います。
このバランスをどう見出すか、まずは「今、自分は『好きなひととき』を過ごしている」と意識する時間を増やすことから始めてみようかと思います。
今回の文章は、完全に自分向け、そして、振り返った時に、この時こんなこと考えてたんだぁと思う用の文章です。
ここまで読んでいただけた方がいたとしたら、「へぇ…」としか思わない文章だとは思いますが、自分にとっては、書き残しておくことに意味がある文章になったかなと思います。
今後、また私の文章を読んでいただける機会があれば、その時にまた。