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【ユニアリ】『除去』と『インパクト』について

 最近、久しぶりに8デクと戦い、最速3ターン目で登場する『BP5000』や『インパクト』も充分強いけど、それ以上に『狙い撃ち』に脅威を感じたので、『狙い撃ち』を中心とした『除去』について、そして『インパクト』について書いていきたいと思います。
(前回に引き続き、一部作品のネタバレを含みますのでご注意ください)

※本記事の画像は全てユニオンアリーナ(https://unionarena-tcg.com/jp/)様が出典となります。

【気づき】『除去』って、『インパクト』よりも警戒すべき?

 これまで自分の中で一番好きな効果、そして、強い効果だと感じていたのは、『インパクト』そして『インパクト1以上+ダメージ2以上』でした。
 これは、『AP2剣八』→『レイド戸愚呂』→『レイド剣八』と好きなキャラのデッキを作ってきた変遷的にも自然と気に入っていったのだと思います。(他にも『山本総隊長』や『オバホ』等々、インパクトキャラがメインのデッキは好きな傾向にあります。)
 そして、『除去』効果のほとんどが一時的なものが多く、「継続的に効果を発揮する『インパクトの方が強いでしょ」と確認もせずに印象だけで決めつけていました。
 ですが最近、『インパクト』の強さは終盤に光るのであって、序盤・中盤は、逆に相手の面を減らせず、終盤ジリ貧になっていくことが多いことを強く感じています。
 そして、継続的な効果であるという利点も、スペシャル一枚により消し去られてしまいます。
 その点、『除去』は相手の面を減らす効果は絶大で、その後に効果が継続しなくてもBPが高ければ普通に攻守で有用なキャラとなります。

 というか、『除去』効果が継続するなんて反則級だから、一時的な効果であることが多いのだと、考える必要もないようなことを、今更理解しています。
 なので、スペシャル以外に『除去』効果をどれくらい持っているかが重要で、その上、除去しながらダメージも与えられる、『インパクト+狙い撃ち』が複数回使えるとしたら、目も当てられません。
 OFAデッキがまさにそれ。
 万丈が復活してくるのは、脅威以外の何ものでもないと感じました。
※このnoteを書いたことでOFAだけでなく、宿儺もそうだったと再認識することになります。

【確認】そもそも『狙い撃ち』持ちって少なくない?

 今回脅威と感じた『狙い撃ち』。
 BLEACHで『狙い撃ち』を使える緑のキャラがいれば、採用したいと思って公式HPで調べたところ、「0件」…。
 検索の絞り方をミスったかと思ってBLEACH全体で調べたところ、「0件」…。
 そんなわけないと思い、作品指定もせず全体で『狙い撃ち』の記載のあるカードを検索したところ、その中にBLEACHのカードはなく、全体でも、以下のような枚数でした。

・キャラ 23種
・フィールド 2種
・イベンド 9種(うちスペシャル8種)

※10/19現在 公式サイト調べ(怪獣8号、仮面ライダー反映後)

 合計で34種しか『狙い撃ち』が表記されたカードはなく、キャラの23種のうち15種が『登場時』または『このターンにこのキャラが登場している場合』表記がある一時的に効果を発揮するカードでした。
 (キャラの中で「シルバ」は手札2枚捨てのデメリットはあるものの、継続的に『狙い撃ち』が使えることを知り、ゾルディック家が気になり始めています。)
 一時的な効果に留められているほど、脅威的な効果である『狙い撃ち』ですが、フィールドの2種は、条件を揃えれば複数回『狙い撃ち』を付与できます。
 そりゃ、宿儺やOFAが強いわけです。
 (幕張の3on3の3戦のうち2戦、4本指落ち『伏魔御廚子』にボコられた私としては、この前の制限、「なんで『伏魔御廚子』の枚数制限じゃないの?」と思ってました。)

【結論】『狙い撃ち』を含めた『除去』効果は強い。その脅威を認識しながらも、自分の強みで押していこう。

 攻撃側に完全な主導権がある『狙い撃ち』は撃たれたらなす術はありません。(これは『除去』効果全般に言えますね)
 ですが、今回の確認により、『狙い撃ち』持ちは、そこまで多くは無いのだと知れました。
 これにより、「狙い撃たれたら仕方ない、でも『一部の例外を除いて』回数は多くはないだろうから、そこを恐れるより自分の強みを押していこう。」に気持ちを切り替えることが出来ました。
 勿論、『一部の例外を除いて』の部分はフィールドの2種のことを指しています。(この2種についても条件のハードルが低くはないことは認識しています。)
 そして、『狙い撃ち』を特別視するのではなく、『除去』の一種と考え、本当に脅威を感じなければいけないのは、相対するデッキにスペシャル以外の『除去』効果がどれだけあるかということだとも再認識しました。
 それを考えながらも、自分の強みをどれだけ相手に押し付けられるのかを意識してプレイしていけたらと考えています。
※『狙い撃ち』以外の除去効果は『退場』というキーワードで絞るしか術ないように思い、その数も多く、その中には除去効果でないものも含まれるため、数の確認はしていません。

【最後に】擬似『除去』効果となり得る『インパクト1+ダメージ3』

 ここまで『狙い撃ち』を中心に『除去』効果について書いてきましたが、染みついた想いみたいなものは変わらないもので、やっぱり『インパクト』の方が好きだったりはします。
 というか、好きなキャラに『インパクト』持ちが多い。
 ただ冒頭にも書きましたが、『インパクト』の弱点は面を削れないこと。
 そこで、お相手の判断に委ねるものにはなりますが、『レイド戸愚呂』でその脅威に恐れ慄き、『レイド剣八』で脅威+汎用性にニンマリしている、擬似『除去』効果となり得る『インパクト1+ダメージ3』について書いて終わろうと思います。

①戸愚呂の場合

今回は『インパクト1+ダメージ3』に注目していますが、『除去』効果も併せ持つ最強の男‼︎
(「キャラ絵は100%でもよかったのでは?」と個人的には思っています。パラを120%にしていただければ、差も出るし。でも、かっこいい。)

 戸愚呂はコスト8だけあって、『BP5000+インパクト1+ダメージ3』で常時殴れます。(『インパクト1』は指弾のように体力を削り、『ダメージ3』は観客席まで吹っ飛ばすパンチのようです。)
 戸愚呂を使ってる時は、6:4か7:3で『インパクト1』を選ぶお相手が多いような体感でした。
 『インパクト1』を選ぶ人の方が多いですが、『ダメージ3』を選ぶ方も確実にいます。
 最初のうちは「え?ダメ3選ぶ選択肢なんてあるの?」と驚いていましたが、以下のようなメリットもあるのだと気付かされました。
メリット① 面が削れない。
メリット② 複数ダメージの場合、トリガーの発動順を選択できる。

 ①については、ライフに余裕があれば大事なことです。
 ②については、戸愚呂を使ってみて、トリガーの発動順が任意なのだと知り、大きなメリットだと勉強になりました。(ルールブックは読み込むべきだと反省しました。)
 此方に他にもアタックできるキャラがいる場合に、🟪や🟩のカラーとアクティブやレイドを引けば、面を増やして壁にも出来る可能性がありますし、ライフが2,3枚の場合にはファイナル発動の確率を上げることができます。
 ただ、最高7ライフ(🟦SHYとかは違うようですが)の中でダメ3はデカいので、インパクト1を選ぶ方の方が多いとは思います。
 『インパクト』だけでは面は削れませんがその場合、『ダメージ3』という脅威的な効果により、半ば強制的に面を削らせる、『除去』効果に似た役割にも成り得ます。(キャラを選ぶことは出来ませんが)

②剣八の場合

公式Xでこのカードが先行公開された時には、拳を振り上げて歓喜したことを覚えています。
このカードのおかげで1ターンのうちに『AP2剣八』で『除去』した後にレイドして更に高火力で殴る、なんてことも可能にしました。

 剣八はBP4000にレイドすれば、登場時のみ『BP5000+インパクト1+ダメージ2』で殴れます。
 『インパクト1』と『ダメージ2』の差だと、『ダメージ2』を選ぶ方が多いような体感です。
 ですが、場に『草鹿やちる』がいれば、『+インパクト1』か『+ダメージ1』を付与でき、『BP5000+インパクト2+ダメージ2』(以下、『インパ2+ダメ2』)か『BP5000+インパクト1+ダメージ3』(以下、『インパ1+ダメ3』)を選ぶことが出来ます。

効果を使うといなくなってしまうのが、原作再現であるにしても寂しすぎます。
でも『野晒』の効果を上げることにつながるところが、「もうっ、ユニアリ、やるねっ」って感じです。

 『インパ2+ダメ2』の場合、確実にライフを2個削れますが、面は減らせません。
 『インパ1+ダメ3』の場合、戸愚呂と同様の結果が待っています。
「コスト4で『ライフ2確定』か『1面除去orライフ3』を選べるのは、かなり強いのではないか‼︎と好きなキャラを更に愛でている今日この頃ですが、『ライフ削り確定』か『1面除去の可能性』を選べるのは、汎用性も高く、贔屓目なしでも恐ろしいコンボだと思っています。


 私はユニアリを初めてほぼ1年になります。「1年経って今更?」という内容だったとは思いますが、いつだって今よりも遅いことは無いのだと自分に言い聞かせながら、今回は再確認をしてみました。
 ほとんどの方には役に立たない文章だったかと思いますが、ここまで読んでいただけた方がいらっしゃったら、感謝です。
 これからも『思考』することを忘れずに、でも一番は『楽しく』ユニアリを遊んでいこうと思っています。

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