『ファートンいきもの記』【28】
今日の「いきもの」は≪doeルイド≫である。
奴はネパールがイギリスに支配された頃からこの地に住んでいる。そして、古くイギリスなどに住んでいたケルト人の文化を引き継ぎ、「宗教的指導者(祭司)」として不思議な力を持っているのである。奴らのようなケルト社会の祭司を扱った過去の物語などでは、精霊などを召喚する力を持っていることが伝えられている。また、奴の仲間は「goat(ゴート)」とまとめて呼ばれることが多いが、さらに細かく分けると、男性は「billy(ビリー)」、女性は「doe(ドー)」と呼び名が変わるようで、奴は角の小ささからどうやら女性であることが分かる。
奴の「とくしゅ(特殊能力)」は「召喚魔術」である。
このときも奴は、壁に向かって声高らかに呪文を唱え、何かを召喚していた。そして奴の呪文がヒマラヤの山々に響き渡ったあと、見事に召喚獣が奴の元に馳せ参じたのであった。さすがは神々の住む国とされるネパールだけに、こういった魔術の使い手が数多くいるようである。
#ヤギ #ネパール #ドルイド #召喚魔術
#生物がすき
(以下で今日の「いきもの」をスライドにて紹介)
(召喚魔術を使っている動画も紹介)
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