【一人で勝手に旅気分】150
(過去の旅についての振り返りです)
★ 通り過ぎるだけで終わった博物館(2007年7月15日)
アメリカのワシントンを訪れたのは修学旅行の引率をしたときでした。
私が引率したグループの行動計画では、スミソニアン博物館の中にある航空宇宙博物館を中心に回ることになっていました。
個人的にはそこから少し歩いたところにあるホロコースト博物館に行きたかったのですが、教員4年目くらいだった私は、厳密に行動計画に従って引率しなければと思っていたので、ホロコースト博物館は通り過ぎるだけで終わりました。
せめて近くを通ったという証拠は残したくて、外観だけは撮影しました。
もし今、同じように引率していたならば、集合場所と集合時間を確認した後、生徒たちが航空宇宙博物館を見学している間に、ホロコースト博物館の見学に行ってしまっているでしょうね。
それを教員経験の積み重ねで生まれた「柔軟性」だと捉えるのは、都合の良すぎる表現でしょうかね。
当時の自分がこの話を聞いていたら、「自己本位」「責任放棄」「怠惰」など、様々な批判的な表現を浴びせてきたことでしょう。
コロナが収束に向かっているものの、最近は航空券が高いので、気軽に旅行できません。
しかしいつかもう一度ワシントンンを訪れて博物館を見学したいですね。