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▶無『意』味・感想〔393〕◀(2025年2月20日)
北国の冬は、針葉樹以外の大体の木々たちは葉を落とし、茶や黒の枝や幹だけになるので、見た目が寂しいなと思い込んでいる自分がおります。
しかし久しぶりに北海道の冬を経験してみると、決して寂しいものではないという嬉しい誤算の日々です。
2月になって雪が降る日が増えたため、出勤途中に見かける木々たちは、きれいな衣装をまとっているのです。
その衣装は純白で、白という色に対する先入観からすれば「鮮やか」という表現は似つかわしくない気がします。
けれども実際に木々たちが着飾っている雪の白さを見てみると、先入観が崩れ去る見事な「鮮やかさ」なのです。勝手な思い込みで冬の木々たちが寂しそうだと決めつけていた自分を恥ずかしく思っております。
【連続投稿:1250日目】
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