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▶無『意』味・感想〔335〕◀(2024年11月19日)
昨日は雪が降ると予報では言われていたのですが、日が暮れても雪は降ってきませんでした。そして今日はこのまま降らないのではないだろうかと楽観的に考えて、退勤後、途中のカフェでのんびりしていました。
しかしふと窓の外を見てみると、道路が真っ白になっていたのです。そして空から降ってくる雪の斜め具合から、風が強く吹いていることがはっきりと分かりました。
このまま降雪が激しくなると、帰宅が大変になるかもしれないと思い、荷物を片付けて急いでカフェを後にしました。
私がカフェにいたのは1時間くらいですが、その間に道路にはそれなりの厚みを持った雪が積もっていました。
積もっていた雪の層が押しつぶされていることが、靴の裏から靴の底、そして足の裏に、しっかりとした振動として伝わってきます。
そして私が歩く度に、雪の層から音が聞こえてきます。それはまるで鳴き砂のようです。
積もっている層の厚み、その下にある路面の材質、私の足の置き方など、歩いているときの状況が均一ではないため、歩いたときに聞こえてくる音も一様ではありません。
「ググッ」
「ミシッ」
「パリッ」
色んなパターンの音が聞こえてきます。
少し硬めの雪の層の場合、ちょっとユニークな音に変わります。
「グポコッ」
この擬音語が適切かは議論の余地がありますが、硬めの層だと、私の体重に一瞬だけ抵抗を見せた後、弾けるような音とともに、雪が潰れる感覚があります。
風も強さを増し寒くなっていたのですが、足下で奏でられる多種多様な音を聞いていると、何だか楽しくなって、まっすぐ帰宅せず遠回りしてしまいました。
【連続投稿:1157日目】
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