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❖見タイ!知りタイ!伝えタイ(号外7)❖ × 📖気た・見た・つかった【報告12】📖 まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年7月20日)
♪サワディー(こんにちは)
昨日はタイ議会で、前進党党首のピタ氏が2回目の指名選挙に立候補することを禁止する決定がなされました。そして昨日予定されていた2回目の指名投票は延期となり、7月27日に行われるようです。
このタイ議会による再立候補禁止の決定に先立って、この日、タイの憲法裁判所はピタ氏の議員資格を停止するという発表をしていました。これは7月12日に選挙管理委員会が訴えていた「ピタ氏が憲法の規定に違反している」という内容の最終判断を下すまでの措置として発表されたものでした。
現行のタイ憲法(2017年)では第98条の(3)で次のように規定しています。
มาตรา 98
บุคคลผู้มีลักษณะดังต่อไปนี้เป็นบุคคลต้องห้ามมิให้ใช้สิทธิสมัครรับเลือกตั้งเป็นสมาชิกสภาผู้แทนราษฎร
(3) เป็นเจ้าของหรือผู้ถือหุ้นในกิจการหนังสือพิมพ์หรือสื่อมวลชนใด ๆ
これを日本語にすると、「次に掲げる者は、下院議員としての被選挙権を行使することができない。・・・(3) 新聞またはマスメディア事業の所有者または株主であること」となります。
なお、これを含め98条には18項目が列挙されています。
昨日の憲法裁判所の発表によってピタ氏は7月27日の2回目の指名投票では立候補できなくなり、親軍派の現政権に対抗する人物として話題に上がっているのが、タイ貢献党の2名です。
1名はタクシン元・首相の次女であるペートンタン氏で、もう1名はセター(セッター)・タビシン氏です。セター氏は不動産開発会社であるサンシリの元社長です。
2回目の指名投票まではまだ1週間あるので、前進党とタイ貢献党を中心とした8党連合を軸にした連立のパターンがそのまま維持されるかは不透明ですね。このあと、どのような連立を組むのか、駆け引きは激化しそうです。
ちなみに、「マスメディア」はタイ語で「สื่อมวลชน(スームアンチョン)」といいます。ラオ語では「ສື່ມວນຊົນ(スームアンソン)」といいます。
それでは本日はここまで。
♪ジューガンマイ(また会いましょう)
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